コロナウイルス禍の上野東照宮に居ます。平素は観光客が沢山居るのでそこそこ撮ってそそくさと帰るのですが、人が居ないことで気付いたものがあります。
先ずこの山門です。いつもは混雑するので急いで潜るのですが、立ち止まる余裕があります。
見上げて驚きました! これは不届きな千社札なんぞではありません(上方の屋根裏にありますが、)。火消しの組の名かと思いましたが違うようです。これは徳川旗本の組名とその構成員名ではないでしょうか? あるいは東照宮お守り組の名と構成員名とか?
そして、こんな説明書にも気付きました。
なるほど大きい!
ここにあります。参道脇です。反対側に手水舎があるので、ここもそうだとずっと思っていました。
その奥にはこんな物もありました。
ここから大鈴と拝殿が望めます。
こんなものとは、「二十世紀からの伝言」です。「ともに平和と人生を語りたい 百年後の人びとよ ここに私たちの手紙を埋蔵します 2000年八月十五日 『百年後の人びとへの手紙』 実行委員会」
見直しました・・・ ここに手紙が在ります。
人が居ないのも悪くありません。
好いことに出会えます。