荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

徳川家宣胞衣(えな)塚

2020年04月21日 | 散文

根津神社の西口参道、西門の前にこんな看板があって、右側に石段があります。胞衣とは、、後ほど説明板があります。

 

石段の上に鳥居があります。

 

乙女稲荷への参道に続く石段でもあります。

 

つつじの坂を上がります。

 

振り返ると、根津神社の西門です。

 

 

石段の頂上が見えました。

 

石段の頂上は乙女稲荷の参道です。千本鳥居の右が目的地です。

 

春の陽射しを受ける千本鳥居です。落とす影が柔らかいです。

 

これが六代将軍の胞衣塚です。

 

そして、説明板です。五代将軍綱吉は兄の長男に将軍職を譲りました。犬公方と評判は悪いですが、多くの善政を敷いています。

 

胞衣塚の周囲は名所「つつじ苑」です。

 

今年は無人のつつじ苑です。

 

石段を下りて池越しに乙女稲荷を見ます。

 

そして、いつもの透かし塀のある西口の参道です。コロナウイルス対策の「不要不急の外出禁止要請」の影響で人がとても少ないです。観光地は今空いています。一方、近所の公園は子供で一杯です。

私は通院のついでに訪れたのですが、このとても人が少ない環境は子供を遊ばせるのに適していると思います。子供を守る「胞衣塚」も有ることだし、そんな選択肢はないですか?

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谷中の透かし塀が戻っていました。

2020年04月21日 | 散文

過日ここの塀を見て驚きました。透かし塀が外されていたのです。

春の陽の下の谷中の路地です。

 

透かし塀が随分綺麗になって戻っていました。塀の中の柿木の新芽が萌え出ています。

散策に良い季節になりました。コロナが無ければねえ・・・。

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場外馬券売り場近くの飲み屋街

2020年04月21日 | 散文

錦糸町の路地です。春の光に包まれた穏やかな土曜日のお昼前です。

 

3~40年前に流行った「下駄履きマンション」です。2階以上が住居で、1階に店舗が入っています。必ずしも1階の経営者が2階以上の部屋に住んでいる訳ではありません。違うケースの方が多いと思います。

 

多くの店にシャッターが下りています。

 

平素なら歩道までテーブルが出されて、店のTVを見ながら、焼き鳥などを食べながらアルコールを飲んでいるおやじが居付いています。時々一斉に歓声が上がります。その時のTV画面は、ゴール前のシーンと決まっています。おやじ達が1日中飲みながら遊ぶ街です。

 

この通路の先は、錦糸町の場外馬券売り場です。大きな建物が2棟も在ります。

 

街灯のモニュメントが競馬です。

 

壁画も馬です。ここは競馬の街です。

 

今や春のクラシックレース真っ盛りのシーズンなのですが、売り場にはシャッターが下りています。コロナウイルス対策として小池都知事が営業自粛要請を出す前に、JRAは早々と馬券売り場を閉鎖しました。濃密接触施設ですものね。

この状態下一つの実績が報告されました。JRAは全ての競馬場と全国の場外馬券売り場を閉鎖して、さぞかし経営が大変だろうと思っていたら、売上は3割程度しか落ちていないのです。大半の競馬ファンの馬券購入手段は、JRAが30年以上前から進めてきた電話とネット投票にシフトしているのです。3割の売り上げ減は、例えばこの様に大掛かりな全国の場外馬券売り場とか、売り場の人件費とか、発売機代金とかメンテナンス費用とかを無くしてしまえば十分採算が取れます。それに、競馬場での馬券販売が復活したら場外売り場の存在価値は希薄なものになってしまいそうです。

困るのはこの様な飲み屋の経営者とネットが使えないおやじだけなのです。

この度の新型コロナウイルス禍が馬券の売り方を変えるかもしれません。JRAにすれば「瓢箪から駒」です。おやじはどうするのだろうか・・・?

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