荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

3度目緊急事態宣言下の立石仲見世

2021年05月04日 | 散文

3度目の緊急事態宣言発出下の東京下町を訪ねます。先ずは、気になる立石仲見世です。寂しい光景です。アーケのこもれ日がなおさらです。

 

商店街の中心地です。

 

1軒だけ営業していた総菜屋です。・・・商店街のつり下げ看板が出ていました。まだ商店街組合は機能しています。

 

いつも空いている餃子屋とおでん種屋も閉まっています。

 

今年この店舗を買って営業を始めた八百屋が頑張っています。ただ、店頭の商品が少ないように見えます。

 

立石仲見世で1番の人気店、昼呑みのモツ煮込み屋が閉まっています。そりゃあそうでしょう!アルコールを販売できないのだから商売になりません。

 

緊急事態宣言空けまで休業です。昼呑みのおやじ達はどうしているのだろう?若者みたいに路上呑みできないし・・・、おやじ狩りにやられちゃうものね。

 

左右の総菜屋は営業しています。総菜屋は庶民の食を支える拠点だものね。 正面のカメラ女子が仲見世を遠慮勝ちに撮っています。

 

振り返る商店街です。

 

そしてもう一つの人気店、立ち食いの寿司屋も閉まっています。

 

・・・そうだろうなあ。

辛抱しかありません。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3度目緊急事態宣言下の帝釈天参道

2021年05月04日 | 散文

柴又駅から帝釈天へ行きます。東京都で唯一の「国の重要文化的景観」地です。

 

前面を左右に走る鎌倉街道が、約2m拡幅されるとの新聞記事を読みました。・・・重要文化的景観でも現状変更できるんですね。

 

要は、ここから奥の参道景観が変わらないから良い、のでしょうね?

 

緊急事態宣言が発出されたので人通りがありません。アルコールを販売しない店舗が多いので、もう少しお土産を買う人が居るものと思っていました。・・・待てよ。団子屋は奥で食事を出しています。そうか今は、食事しながらちょっとビールでも、って訳にはいきません。客は来ないか・・・

 

今でもやっぱり寅さんの町です。

 

前回訪問時の、冬の緊急事態宣言の時と同様人通りがありません。新宿などでは若者を中心に人が出ているのですが・・・

 

陽光溢れる観光日和が尚更寂しさを増幅します。

 

ああ、たんきり飴屋は休業です。親子でリズムよく作りたての飴を切る包丁の音を聞きたいです。「タッタカ・タッタカ・・・」この商店街の名物なのに・・・

 

川千屋の壁です。こうしてゆっくり眺められるのはコロナ禍のせいです。

 

帝釈天参道一の大店は提灯に灯が入って営業中です。・・・売上が激減しているでしょうね。

 

寅さんゆかりの帝釈天参道で、一杯やりながら、ウナギを食べるのが観光だもの・・・

 

緩いカーブの先は帝釈天山門です。このように山門まで人が居ない参道は、やっぱり異常です。青い空と陽射しと風が、いっそう理不尽さを感じさせます。

 

繁忙期を知っているだけに、なんとも寂しい風景です。

 

山門前です。

 

 

緊急事態宣言下の帝釈天です。

 

そしてまた、誰も居ません・・・

この惨状、なんとかならないのか!全国民に早くワクチンを!国が滅びるぞ!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする