荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

真夏日の「遠藤質店」

2021年08月30日 | 散文

この景色はいつまでも残って欲しいです。

 

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閉店していた蕎麦屋

2021年08月30日 | 散文

赤線が在った「鳩の街商店街」です。見上げる看板が有りません。

 

えっ!? 見つめる先は猛暑日の白っぽい路地の蕎麦屋跡です。

 

一度だけ入ったことがあります。三世帯同居の老夫婦がやっている蕎麦屋です。

 

昼時に、客は私一人でした。出前が忙しくて、しょっちゅう親父さんが出入りしては、ホンダカブで配達していました。すぐに帰って来るので近隣が得意先だと思います。今は、暖簾掛けだけが残っています。

 

このショーウインドーには料理メニューじゃなくて、神輿の写真を中心に賑々しく飾られていました。下町らしく、お祭り好きの店でした。

 

再度見上げても、そこに看板はありません。

 

暖簾は無いし、ショーウインドーにも何んにもありません。

原因はきっとコロナ禍ですね。高齢だったことも決断の背中を押したのでしょうが、日本中で飲食店が喘いでいます。国のちゃんとした支援が必要です。時代の流れならしょうがないけど、コロナ禍で景色を変えてはいけません。

在りし日の蕎麦屋の記事はこちら。

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