時々覗きます。
ずいぶんと民家に建て替わった商店街です。
更にコロナ禍です。飲食店の経営は大変です。
真夏の昼下がりの商店街を行きます。こんな時間におかずを買いに来る人は居ません。
少なくなった商店の休憩時間です。
東京の寂れた商店街には、民家と南方系食品の店が目立つようになりました。
この景色、暑いね・・・。
見上げる元総菜屋の姿です。
老舗店はピンチです。休業補償を貰っても、客が帰って来るか不安です。
有名な味噌屋です。太平洋戦争に従軍した主人が食べ物に不自由した体験から、日本人の食の基本である味噌なら商売としてやって行けるだろう、と始めた店です。
「他のことでぜいたくすることをやめて せめて毎日の味噌汁と漬ものは 本当によいものがほしい」 日本人の嗜好が変わりました。かく言う私も、パンとスープです。
終点に近づきました。西日を浴びるアーチ看板です。
夏はこれですね。右隅の日陰で子供たちが、かき氷を買い食いしています。下町らしいです。
一番端、こちらから言えば一番初めの店です。往時の繁盛振りが偲ばれます。
私、20数年間ずっと、「この看板欲しい」と思っているのです。