荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

寿湯の在る風景

2021年12月15日 | 散文

東四ツ木の路地に煙突が突き抜けていました。周辺の家屋が新しいです。

 

向かい側も新築戸建てが建つようです。

 

角を曲がると在りました。

 

銭湯に付きもののコインランドリーです。

 

ここが玄関のようです。

 

寿湯の玄関はシャッターが閉まっています。今日は定休日かな?玄関周りに、営業予定や料金表が有りません?

 

こんな路地です。あの角から入って来ました。さあ、煙突の傍に行きます。

 

玄関の真裏の位置に煙突がそびえています。アパートの奥です。

 

寿湯の湯船と住居です。左のアパートの奥に煙突が立っています。

 

煙突を見上げます。アパートも周辺の家も、内湯が有る感じです。

 

アパートの庭から見上げます。寿湯の煙突です。

 

煙突周辺は初冬の景色です。

 

グルリ一周しました。こちらがボイラーのようです。

 

門扉の上から覗きます。右に家神様でしょう、小さな祠の屋根が見えます。

現役の銭湯だと思います。最近別の街で廃業したらしい銭湯を見たばかりなので心配です。

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お婆ちゃんが居る上川口屋の初冬

2021年12月15日 | 散文

先週訪れました。週が替わると銀杏が落葉していました。

 

あ、上川口屋が営業しています!

 

お婆ちゃんが居ました!

 

久し振りです!元気そうです! 底冷えがします。「寒いですね」と声を掛けます。「餅太郎」を食べながら、ラムネを飲みます。「寒いのでいっぱい着込んでるわよ」「マイケルは元気ですか?」「そうそう、マイケルが彼女を連れて来るのよ!」「マイケルはフラレたんじゃないですか?」「それが上手く行ったのよ!彼女を連れて自分の縄張りの3軒の家を廻っているわよ。それぞれの家が出す餌が違うでしょ?だから、賢いわねえ、順番に廻るのよ」

 

「今年のギンナンはどうでしたか?」「ここのギンナンは小粒だけど美味しいのよ。スーパー等で売っているのは大きいけどダメよ!中国製だから。そうそう、落ちた実を拾ってギンナンにするのは大変なのよ。知っているでしょう?毎年古くからの友人にあげていたのよ。喜ぶものだから毎年ね。そうしたら彼女、あの形で、どんぐりみたいに落ちていると思っていたんだって。その大変さを知って以来、頂戴って言わなくなったわよ。」

 

「コロナ禍で家族にも会えないですね」「そう、娘にも会ってないし。・・・孫が暗算が得意なのよ」「東北で珠算大会4位でしたよね」「そう、それでね、来てくれた時には、ここで私が売ると電卓入れなくても暗算で合計してくれるのよ。・・・暫く会ってないのよ」「・・・後取りになってくれそうなのにね」

 

そんな話をしていたら、家族連れがやって来ました。

 

黃葉の下の駄菓子買いです。

 

子供の頃来ていた親が子供を連れてきます。昔からの子供文化の継承です。

 

子供も楽しそうです。私はフェードアウトします。

 

都天然記念物の、銀杏の黄色い絨毯です。

 

見上げる景色は冬のものです。

 

鬼子母神脇の商店街を移動します。上川口は、お婆ちゃん曰く、「夏は涼しいけど冬は底冷えするのよ。まあ、両方良しとはいかないわね」 日陰なので冷え切りました。

 

この路地を抜けたら、いきなり池袋の中心街です。

 

そうそう、今日の買い物です。餅太郎と胡麻せんべいを買って、ラムネを飲みながらもう一つの餅太郎を食べていました。ギンナンの話になって、「ギンナンってピスタチオに似ていますよね」って言ったら、「最近森永からピスタチオ味のキャラメルが出たのよ」との事です。キャラメルなんて食べるのはいつ以来か分かりません。確かにピスタチオの味です。2粒食べました。「森永は色々出すのよ」とのことです。残りは持ち帰ってオヤツにします。

お婆ちゃん元気そうで安心しました。また来ますね。

コメント (4)
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