荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

伝法院通りの屋台シャッター

2021年12月29日 | 散文

伝法院通りの屋台は、思いの外閉まっている店が多いです。改めて眺めました。

 

シャッターも好いです。浅草の風情を醸し出しています。

 

 

 

 

この屋台通りは浅草の財産だと思うのですが?

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伝法院通りの屋台撤去要求

2021年12月29日 | 散文

浅草寺仲見世の角です。左右の路が伝法院通りです。

 

ここから向こうが問題の場所です。

 

いかにも浅草らしい風情の通りです。

 

この風景が変わるかも知れません。

 

私はこの風景が浅草らしくて好きです。

 

 

 

 

振り返るこの絵がよく分かると思います。この奥行きの屋台が軒を連ねているのです。東京都は道路整備の為に撤去を要求しています。

 

あのおじさんに訊きました。

 

「この屋台に撤去要求が出ているそうですね。先日テレビで見ました」「この話だろう」と店内に置いていたのだろう、読売新聞のコピーを差出しました。

 

「皆さんに配っているのですか?」と手に取ろうとすると、「いや、これは配っているんじゃなくて、この先の役員に貰ったものよ。俺は日刊スポーツしか読まないから」

 

「東京都は撤去しようとしている反面、ここの人たちは、『時の知事から許可を得た』と言っているそうですね」「俺は新しいからよくわからないのよ。熱心な人に任せているのよ。隣の人からここの権利を借りて商売を始めたのよ。十数年前のことよ」

 

「閉まっている店が多いですが、撤去を踏まえてのことですか?」「人のことはわからないよ。俺は隣から権利を譲られたんだけど、隣はお婆ちゃんだけになってしまったしね」「この雰囲気が浅草らしいと思っているのですが、、」「そりゃあそうだよ」こんな会話でした。

 

浅草らしい猥雑な店が並びます。

 

伝法院です。名前からすると、浅草寺じゃなくてこのお寺の参道なんですね。

 

人力車が行きます。

 

 

 

ここにスタバやローソンではなくて、この屋台が有っての浅草だと思います。

コメント (2)
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