歩行者専用の時間です。午後1時過ぎの丸の内仲通りです。
遅い昼食を摂る時間でもあります。
仕事に戻った時間でもあります。
通りを眺めながら行きます。
良い時間の過ごし方です。
歩行者専用の時間です。午後1時過ぎの丸の内仲通りです。
遅い昼食を摂る時間でもあります。
仕事に戻った時間でもあります。
通りを眺めながら行きます。
良い時間の過ごし方です。
大相撲夏場所で照ノ富士が7度目の優勝を成し遂げました。早速、いつものようにやって来ました。やっぱり行列ができています。
いつもより列が長いです。
足元の看板を覗き込みます。「弁当100円引き」はいつもと同じですが、よく見ると、十両でも同部屋の錦富士が優勝していたんですね。照ノ富士の応援に夢中で十両以下の勝敗に気が回っていませんでした。
すぐ近くの伊勢ヶ濱部屋にやって来ました。
やっぱり有りました。優勝の証の出前寿司の器の山です。相撲部屋あるあるです。
斜め向かいの家です。いつも優勝祝いを出します。
ここでもちゃんと錦富士の優勝を祝っています。・・・ファンなら知っていて当たり前ですね。
そうこうしていたらトラックが停まりました。花屋です。
よく見ると札に「十両幕内ダブル優勝祝」と書かれています。これって、改めて凄いことですよね。「同一部屋ダブル優勝」って、歴史上あったのでしょうか? 改めて伊勢ヶ濱部屋の凄さを痛感した次第です。
なるほど、いつもより多くの出前です。
その前を花が届けられます。
部屋の中にも、既に花が届けられているようです。
私、照ノ富士の序盤の相撲を見て、もう2場所くらい休んでも良い、と思っていました。見事な逆転優勝でした。彼の気力に頭が下がります。不調の出だしを中盤で立て直して、追いついて逆転しての優勝でした。
改めて、元横綱の日馬富士を含めてこの部屋の10数度の優勝に遭遇できた私は、ラッキーだと思っています。優勝劣敗の決着をつけるのは本人の素質と努力の結果ですが、そこに至るには「運」が存在すると思っています。旧間垣部屋が師匠であった元横綱、二代目若乃花の定年に伴って閉鎖され、力士たちが全員伊勢ヶ濱部屋に移籍しました。その中に居た照ノ富士は、部屋頭だった日馬富士達先輩に出会いました。よく練習すると言われている伊勢ヶ濱部屋です。日の出の勢いで大関になりました。私は、すぐに横綱になると思っていました。その後怪我をしました。
序二段まで落ちたのに引退させて貰えず、史上初の大関に復帰し、更に横綱にまで出世しました。一方で、伊勢ヶ濱親方にしても、二人も横綱を育てました。関取を排出できない部屋が沢山ある中で、異例の成功です。照ノ富士は伊勢ヶ濱部屋に転籍して、師匠や日馬富士達に出会った事が「運」でしょう。伊勢ヶ濱親方は、日馬富士達に出会ったこと及び照ノ富士が移籍してきたことが「運」でしょう。人の不思議を思います。
帰り際です。まだ行列が続いていました。
5月場所が終わったら、東京に梅雨が来ます。