桜井は漆器で栄えた町です。往時程の勢いは有りませんが、今でも漆器製造・販売の家が在ります。数年前から売りに出されていた民家です。売れたようですね。今治市はここ数年間、「移住したい町ナンバーワン」らしいです。
酒屋の蔵です。漆器職人が多く居ました。需要があったのだと思います。立派な蔵です。今は廃業しています。
左右の大きな家が、今でも漆器の家です。
「小谷屋」は椀船を所有して、九州や中国・近畿に漆器を販売していました。
「椀船」とは、お椀型の船ではありません。漆器のお椀のことです。お椀を積んで商売していました。
今でも漆器蔵を持っています。
向かい側は同級生の生家です。昼なお暗い大きな家だったのを覚えています。
彼女の弟が家を継いで、今ではその子供の代になって、漆器の製造・販売を商っている様子です。
漆器蔵です。
商売が順調のようです。
振り返ります。
昔と同様、静かな通りです。