荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

谷中祭り2015

2015年10月11日 | 散文
今年もやって来ました谷中祭り。
今年はゆるキャラの登場で、一段と盛り上がっています。
腕白小僧風ですが名前は知りません。

私のお目当ては、東京芸術大学生による、弦楽四重奏です。

プログラムには、芸大生の前に、子供たちのダンスがありました。
なかなかの人気演目です。

満席の椅子席の前も、ビデオカメラを持ったジ~ジと子供たちで一杯になります。

特に、先生の演技になるとこの通り、舞台に上らんばかりの盛況です。

偶然とはいえ、ガラケーで、良くこのバトンを投げ上げた瞬間が撮れたものだと自画自賛。

さあ、私のお目当て、弦楽四重奏の始まりです。
舞台の前は、蜘蛛の子を散らすように、人が居なくなりました。

予想どおりの、毎年の光景です。

舞台では、モーッアツトのディベルティメントの演奏中です。

何年も同じことを言っていますが、彼らは卒業即プロになります。
プロの演奏とは、お金を払わないと聴くことができないのです。
お金を払って演奏を聴きに行けない我々にとって、この祭りは得難いチャンスなのです。
私は毎年この演奏を楽しみにこの祭りに来ています。

舞台前はすぐ一人になって、砂遊びを始めました。

向こうでは和服の司会者が聞き惚れて(?)いますが・・・。

例年通り、舞台前を子供が走り始めました。


例年通り舞台に上ろうとする子がいます。

この毎年繰り広げられる状況を考慮してか、去年の芸大生は浴衣を着て、アナと雪の女王のテーマやソーラン節を弾きました。
大衆に迎合したのです。
それでも無駄でした。同じ光景が繰り広げられました。
今年は違います。
プロ予備軍として、再び、正統のクラシック曲を持って来ましたが・・・。

演奏が終了しました。

日本最難関をクリアした学生の演奏でした。
ちょっと気の毒です。
ひょっとしたら、学内で申し送られている、最も遣り難い舞台ではないのでしょうか?
来年も聴きに来ますから、懲りずに遣ってくださいね。


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