朱い鳥居と朱い幟の小さな神社です。
「元宿堤稲荷神社」です。「元宿」とは千住元宿のことです。
お参りします。
稲荷神社らしく、狛犬ではなくて狛狐です。
拝殿です。
拝殿の右手には2枚の説明板があります。
お伝えしたいのはこれ。真ん中以降に「千住のお化け煙突」の記述があります。4本の煙突が見る角度によって1本~4本に見えたという、あの高度成長期の産業を支えた火力発電所の話です。
ここがあの煙突の守護社だったのです。
境内には更にこんな碑もあります。もう忘れられそうな事柄を守って来た神社なのです。
境内の保存樹は真冬の風情です。
この話、続きます。