荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

相撲部屋の正月風景/2023年−5

2023年01月05日 | 散文

「ミズマチ」です。目印の自販機が有ります。

 

 

スカイツリーの傍です。

 

今では普通に、元外国人力士が相撲部屋の親方になっていますが、「紅毛碧眼」の親方は、ブルガリア出身元大関琴欧洲だけです。欧州人らしいイケメンでもあります。彼が佐渡ヶ嶽部屋の大関だった時の親方が、「彼が綱を締めている姿を想像してみろ。きれいだぞお!」って言っていたのを覚えています。

「墨痕鮮やか」を良しとする日本で、水色の看板を作ったセンスに期待しています。相撲界で何かをしてくれそうです。

正月風景です。これは筆でしょうか?サインペンでしょうか?大相撲解説でも上手な日本語を聞かせてくれます。

 

車番は「なると」です。茶目っ気もある日本人です。

 

部屋の裏口の掲示板には、いつも番付表を貼り出しています。多くの力士に「欧」の字の四股名を付けています。十両の欧勝馬が部屋頭です。今場所の成績次第で入幕できる位置に居ます。

 

緑色でマーキングされているのが所属力士です。赤のマーカーじゃない処が彼らしいです。

 

部屋前の路地です。

 

見上げれば、スカイツリーです。

 

墨田区文花の幹線道路です。「下町人情キラキラ橘商店街」の近くです。共同住宅の屋上に看板が出ています。「相撲部屋がある賃貸住宅」です。こんな販売戦術もあるんですね。

 

その元はこれ。「押尾川部屋」です。元関脇豪風が昨年4月に部屋を興しました。まるで、所属していた旧尾車部屋の師匠、元大関琴風の定年引退とタイミングを合わせたみたいでした。現在元師匠は、この押尾川部屋の部屋付き親方です。

 

こちら側にも宣伝幕が有ります。

 

端正な門松です。国技を名乗るからには、こうでなければ。誰が伝統文化を継承するんだ?!私は右翼でも左翼でも、信心深くもありませんが、伝統は大切に守らなければいけないと思っています。

相撲協会元副理事長だった元師匠も、毎年立派な門松を出していました。その教えだと思います。日本の正月の原風景をしっかり継承してください。


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