最近、染井霊園経由の散策が増えています。今日は二葉亭四迷の墓にお参りします。
晴れ上がった冬の空です。
こちらです。「長谷川辰之助墓」と刻まれています。「二葉亭四迷」のペンネームで、「浮雲」を著しました。何よりの功績は、「言文一致」を推進し、現代文の基礎を作った人です。
父親から「文学なんかする奴は、くたばってしまえ!」と言われて、自らを「二葉亭四迷」と名付けたそうです。小学校の授業で言文一致とペンネームのエピソードを教わり、作家のセンスに感心したのを今でも覚えています。でも、浮雲は読んでません。
さて、例によって、染井通りを往きます。界隈の土地勘ができました。電柱に「質丸屋」を見つけました。駒込の丘の上です。質店は商圏の広い商売で、半径数kmの場所に電柱看板を出している事は既に学んでいます。ちょっと躊躇しましたが、追いかける事にしました。矢印に向かって自転車を漕ぎます。
「森永牛乳」が在りました。
懐かしいロゴとマークです。寂れ具合も気になります。
こちらですね。・・・いやいや、私は今日、質丸屋を探すのです。
染井通りの前方が開けてきました。
橋が在ります。「染井橋」です。
もう分かっています。橋の下は、川ではなくて線路です。正面には「駒込駅」が見えます。
染井通りを出ると、「六義園」に出逢いました。六義園の北の端、染井門です。豊島区から文京区に来た訳です。
質丸屋は、「駒込駅東口ガード際」と書いています。さっき見た駅です。横断歩道を渡ります。
駅前繁華街の路地です。この先は急坂ですが、、
坂の頂上付近には立派で風情のある旅館が在ります。ちょっと気になります。・・・いやいや、染井通りの電柱看板からここまで、もう随分時間を費やしています。行きます!
坂下には商店街が在ります。アザレア通り商店街は何度も走っています。正面が駒込駅です。右端の電柱看板の矢印は、右を示しています。行きます。
看板に「この先100m」と書いています!もうすぐのようです。豊島区駒込の丘の上から文京区を経由して、北区中里の坂下まで来ました。
あれかな?!
ここです!・・・ああしんど。電柱看板なんか追いかけるもんじゃないなあ。
質丸屋の姿は次回に。。