荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

除草剤を散布する。

2017年04月23日 | 散文
長閑な田園風景です。

都会の人は喜びます。

その線路脇に、寸土でも子孫の為にと残してくれた田んぼがあります。
例の耕作放棄地です。


暖かくなって草木皆伸びる季節です。

そろそろ除草しないと隣の田んぼに種が飛んで迷惑を掛けます。
私にはこの作業が苦痛です。

作業中、踏切がカンカンと鳴って、上下1時間に2本しか走らない電車が今日は盛んに走ります。


それだけ作業が遅いのです。


迫力ある田んぼで通過する電車を見るのは楽しいのですが労働は骨が折れます。


こういう時は老幼なじみの登場です。


私は畔に座って彼を応援します。
畔には草花が咲いています。

こうやって見ると可愛い花ですが名前を知りません。
百姓にとって、所詮は雑草です。

エンジン付きの噴霧機を背負ってあっという間に片付けました。
手作業に遥かに勝る産業革命の利器です。

今夜はビールを奢ってやります。
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下灘駅の春ー2

2017年04月22日 | 散文
1時間に1本有るか無いかの電車を待っています。


松山行きがやって来ました。




ホームのベンチ前を過ぎて停まりました。
想定外です。


ちょっと慌てました。


乗降口を改札口の正面に着けて止めています。
細やかな配慮ですが、長いホームに1両だけの電車がちょっと滑稽です。


停車時間は1分もありません。


単線で、特急電車が迂回する線路が無いのですぐ出発します。


去って行きます。




穏やかな春が残ります。
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下灘駅の春ー1

2017年04月22日 | 散文
山の中腹を走る道路から見る下灘駅の春景色です。


駅に来ました。
いつもと変わらぬ佇まいです。


改札口からホームを見ます。


改札を出てホームを見ます。


ホームから海を見ます。


線路を見ます。




反対側には桜が近いです。




穏やかな海です。


長閑な春です。






時間よ止まれ・・・。
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泉谷棚田の春/2017年ー2

2017年04月21日 | 散文
泉谷棚田の谷に居ます。


ここから見上げる景色も好きです。






360度見ながら歩きます。




命を繋ぐ貴重な水です。


命を繋ぎ、血脈を繋いできた水です。


水路の向こうで菜の花が満開です。


古い石段を上がります。


春の棚田を歩きます。








もうすぐ水が張られて、鏡の棚田になります。


満天の星を映すのでしょうか?
そんな棚田も見てみたいです。




見納めの春の棚田です。
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泉谷棚田の春/2017年ー1

2017年04月21日 | 散文
案内板の上でしだれ桜が迎えてくれました。
花の後ろから芽吹いた萌黄色が木の上部を浅緑に染めています。
枝先に僅かに残る淡紅色が愛らしいです。
散りぎわと芽吹きぎわの妙です。

山奥ではまだ満開でしょうか?

棚田に着きました。




桜が満開です。




棚田では菜の花が満開です。


一部の田んぼに水が張られて山を映しています。


いつものように歩きます。








桃も満開です。




谷に降りて行きます。




例によって、この話続きます。



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予讃線串駅近くの鉄橋の春ー2

2017年04月20日 | 散文
鉄橋を眺めています。


線路の影が橋脚に移ります。


海を見ます。




坂道越えの海です。


折りよく電車が来ました。
「伊予灘ものがたり」と言います。
好い名前です。


鉄橋の上では、ゆっくりゆっくり走ります。
JRの方針です。


乗客は海を堪能できます。


地上からは電車と鉄橋を堪能できます。




長閑な春の午後です。
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予讃線串駅近くの鉄橋の春ー1

2017年04月20日 | 散文
屋根より高い鉄橋です。


向こうは海と国道と空です。


近くに行きます。


こうして見上げるのは初めてです。


けっこう高いです。


東側と、


西側です。


青空に線路が浮かんでいます。


場所を変えます。
国道「ゆうやけこやけライン」が海の上です。


国道側から眺めます。




山には散り始めの桜です。




春の鉄橋です。
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「ゆうやけこやけライン」の春を行く。

2017年04月19日 | 散文
「ゆうやけこやけライン」という小意気な名前の国道があります。


伊予灘沿いを走る道です。


桜吹雪きの季節です。


大きな海と桜並木が続く道です。


海に夕陽が落ちる道です。
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樫谷棚田の春

2017年04月19日 | 散文
標高の高い所はまだ桜が残っているだろう、桜の向こうに展開する棚田はさぞかし絵になるだろうとやって来ました。
人が住んでいるところには桜が在ります。



樫谷には棚田に映える桜はありません。
・・・残念。


いつもの通り農道を往きます。






時々見上げながら歩きます。




命を繋ぐ水路です。


こんな記念碑がありました。


あの家の老夫婦が教えてくれました。
妻と立ち話していたら夫が両手に杖をついて出て来ました。
彼も話に加わってくれました。
私も座り込んで話します。

この集落には溜池がありません。
周囲の山からこの谷に水が集まって来るので必要ないそうです。
昭和16年に山の上で伐採した木が雨でこの谷の上に集まってダムになりました。
やがて木のダムが決壊してこの棚田が水没・流失しました。
昭和18年に木を取り除き、流された田んぼを修復して棚田を再生したそうです。
その記念碑でした。

現在この集落に住んでいるのは6軒で、高齢の為自分で稲作しているのは2軒だけだそうです。
この夫婦の家も山の麓でサラリーマンをしている息子さんとボランティアが稲作を行っているそうです。

一部の田んぼには水が張られて田植えの下準備中です。


張られた水が空を映します。




もうすぐ、田植え前に「全谷鏡」の棚田が現れます。



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長浜の桜吹雪き

2017年04月18日 | 散文
愛媛県の長浜港は伊予灘に面しています。

この辺りは海岸から即700m級の山塊が聳えます。

急坂を上って行きます。

海からの風に煽られた桜吹雪きに遭遇しました。

車を止めて桜吹雪きの中に入って行きます。


今までに経験した事のない大量の桜吹雪きの中に居ます。

大感激!
「凄い!」としか言いようがありません。

標高が高い所はまだ満開のようです。

・・・あの山を越えます。
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「桜井の史跡と伝説」-2/桜川神社

2017年04月18日 | 散文


2.桜川神社
むかし、河口を浜にそって、入り江の海岸より、前後一町余りを大畑の郷と言っていた。




この地には、人家が多いわりに、水にとぼしかった為、久積山の城主、小干高岡公の城下より水路をほって、大畑の郷に水を流し、郷人を助けた。

その時に、その川の左右に桜を植えた所から桜井郷と名付けたという。

又、高岡公の嫡子、小干桜川公が宮ケ崎・登畑・旦村を開拓し、桜井に水を通した。その川の名を桜川という。








桜川公が亡くなって後、その功徳により、桜川明神として祀り、桜井郷の氏神としたとの伝である。




今は、志島ケ原の風呂神社に合祀されています。






<筆者>
綱敷天満宮の境内にあります。
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カレイ山展望台で見る春

2017年04月17日 | 散文
カレイ山の桜越しに見る大島大橋です。


穏やかな瀬戸内の海です。


目を移せば宮窪港です。
村上水軍記念館があって、能島や渦潮見物の拠点です。


能島が満開の桜を頂いています。


山に目をやれば、桜の向こうに石切場があります。

日本有数の花崗岩の産地です。

花吹雪が舞っています。
展望台へ通じる道路に桜が散り積もっています。

そろそろ今年の桜も終盤です。
・・・もう少し楽しみたいです。
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村上水軍の根城島の桜

2017年04月17日 | 散文
「能島」を見下ろしています。
穏やかで長閑な春の景色です。


村上水軍には、「能島村上」と「来島村上」の二流がありました。


能島村上の根拠地の桜が満開です。


船が来ました。


航跡を引いて能島の前を走ります。


もう一艇来ました。
船足が速い船です。


後から来たのは観光船のようです。


能島に向かいます。
最初の船は直進して去って行きます。


入り江に向かいます。


停泊しました。
上陸はしないようです。
船上から桜を楽しんでいるようです。


暫くすると、エンジンを吹かせて移動しました。
新たな船もやって来ました。




小さな島に回り込みます。


観光船はエンジンを止めました。
その前を新たな船が通り行きます。


静寂が戻りました。

兵どもも見たでしょうか?
水軍島の桜です。
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開山/見晴台からの帰り道

2017年04月16日 | 散文
















向こうの山の頂上に開山展望台が見えます。

まだまだ帰りたくありません。

来年も絶対見たい!
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開山/見晴台から、

2017年04月16日 | 散文
大三島大橋の下を、貨物を曳いた船がやって来ます。













穏やかな春の海です。

この話、続きます。
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