荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

大使館を訪ねてー51(キルギス、バングラディッシュ)

2017年04月01日 | 散文
目黒通りにこんな案内板がありました。

大使館の所在を案内しているのは珍しいです。

「キルギス共和国大使館」

下目黒の閑静な住宅街にあります。
一般の建売住宅のようです。


中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和制国家で首都はビシュケク(旧名フルンゼ)です。
かつての正式国名はキルギスタンであり、改称以降も別称として公式に認められている。
北から時計回りにカザフスタン、中華人民共和国、タジキスタン、ウズベキスタンと国境を接しています。


ソビエト連邦から独立したウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、タジキスタンとともに中央アジアを形成し、独立国家共同体 (CIS) 加盟国です。

クルグズ(キルギス)の語源は「кырк(クィールク)」が40の意味で、40の民族を指し、また中国人にかつて「гунны(グンヌィ、匈奴)」と呼ばれていた背景から、それらを合わせてクルグズとなったと言われています。

ちなみに、テュルク系言語で40を意味する「クゥルク」に、娘や女の子を意味する「クゥズ」をあわせた「クゥルク・クゥズ」は、“40人の娘”という意味になり、中央アジアに広く伝えられるアマゾネス伝承との関連をうかがわせます。
したがって、「40の民族」というよりも、「40の部族」ないし「40の氏族」という意味のほうが適切です。

日本語名のキルギスは、ロシア語表記の「Киргиз」に由来しています。


「バングラディッシュ大使館」

大使館前の彼に許可を得て写真を撮りました。

流暢な日本語でした。

了解を得てすぐ、職員らしき人達が出て来ました。
お昼時です。
昼食に出掛けるのでしょうか?

南アジアにあるイスラム教徒主体の国です。
イギリス連邦加盟国、通貨はタカ、人口1億5,940万人、首都はダッカです。
北と東西の三方はインド、南東部はミャンマーと国境を接しています。
南はインド洋に面し、西側で隣接するインド西ベンガル州とともにベンガル語圏に属します。

1971年にパキスタンから独立しました。

バングラデシュはベンガル語で「ベンガル人の国」を意味します。
都市国家を除くと世界で最も人口密度が高い国で、人口数は世界第7位です。

ベンガル湾に注ぐ大河ガンジス川を有する。豊富な水資源から米やジュートの生産に適し、かつて「黄金のベンガル」と称された豊かな地域でしたが、インフラの未整備や行政の非能率から、現在はアジアの最貧国に属します。
近年は労働力の豊富さ、アジア最低水準の労働コストの低廉さに注目した多国籍製造業の進出が著しい国です。
(ウィキペディアより)
路地から見た正門です。


振り返るとこんな住宅街です。


この急坂を下って次の目的地へ急ぎます。


この話、続きます。


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北十間川オブジェの消滅

2017年04月01日 | 散文
以前に北十間川(スカイツリーの足元を流れる川)のオブジェについて報告しました。

カヤックから見上げるこの景色が気になっていました。
特に人形が怖かったです。
この下を通る度に気になるのです。

思い切ってこの岸壁を訪ねて行きました。

川から見えない場所に、沢山のブリキ細工があって驚きました。




一つとして同じものがありませんでした。


どれもこれも欲しくなってしまいました。




ブリキの作品に見とれていたらこの家から小父さんが出て来て、小一時間ばかり話をしたのです。


或る日気が付いたら、オブジェが亡くなっていました。


小父さんが出て来たあの家もありません。


ガンガンとクレーンが稼働しているだけです。


小父さんが出て来た、白い家があった辺りです。
工事計画の看板があります。


やっぱりマンションが建つのですね。
また、街が変わって行きます。


あの素敵なブリキの作品はどうしたのでしょう?


こうなってしまうのだったら、あの時小父さんに「譲って下さい」と言えば良かったなあ・・・。


コメント (4)
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