荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

夕方の今治銀座

2017年04月23日 | 散文
明かりが灯った今治銀座です。






とうとう電話ボックスもこの一つだけになりました。
シャッターの絵と相まって、お洒落な一角でした。


殆ど営業していません。




店舗を取り壊して空き地になっています。


判断良く早く駐車場にしたのが未だしも良かったような・・・。


店が開かない。


人が通らない。






今治銀座から見る呑吐樋(どんどび)口の夕方です。

この街、滅びの美しさを感じます。
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除草剤を散布する。

2017年04月23日 | 散文
長閑な田園風景です。

都会の人は喜びます。

その線路脇に、寸土でも子孫の為にと残してくれた田んぼがあります。
例の耕作放棄地です。


暖かくなって草木皆伸びる季節です。

そろそろ除草しないと隣の田んぼに種が飛んで迷惑を掛けます。
私にはこの作業が苦痛です。

作業中、踏切がカンカンと鳴って、上下1時間に2本しか走らない電車が今日は盛んに走ります。


それだけ作業が遅いのです。


迫力ある田んぼで通過する電車を見るのは楽しいのですが労働は骨が折れます。


こういう時は老幼なじみの登場です。


私は畔に座って彼を応援します。
畔には草花が咲いています。

こうやって見ると可愛い花ですが名前を知りません。
百姓にとって、所詮は雑草です。

エンジン付きの噴霧機を背負ってあっという間に片付けました。
手作業に遥かに勝る産業革命の利器です。

今夜はビールを奢ってやります。
コメント (2)
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