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写真2
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宮崎市木花の大根は孟宗竹製の櫓棚に干される
洗った大根を2本1組に葉の部分を藁で縛り、吊るしてある
約2週間、冷たい季節風・霧島おろしと天日にさらされる(写真1・2)
甘味を増し、漬物用に出荷される
筆者は、約半世紀前、故郷東桜島で大根をひき、干すのを手伝った
写真ほどではないが、孟宗竹で4段ほどの櫓棚が組んであった
水不足地で火山灰土ゆえ、大根を水洗せず、布で拭いた
干し終わり、しなびた大根は、10本前後を1束にカズラで縛った
干し大根束をガンギとよぶ船着場まで運んだ
女性は頭に2束ほど載せ、男性はカレコと呼ぶ背負子に6束ほどつけて
焼き玉エンジンの船が、ひっくり返らんばかりに干し大根を積み、対岸鹿児島の市場へ運んだ
その頃、スバルの軽四輪車が使われ始めた
今思うと、農協扱いの富士重工製営農用スバル
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年12月15日 撮影地:宮崎市木花