おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

ミゾソバに見る農業の今

2017年12月13日 00時59分51秒 | 植物

淡い紅色と白色の花、ミゾソバ



ミゾソバの葉は鉾型で長さ3~12㎝



放棄湿田の水溜に生えていたミゾソバ


人気ブログランキングへ ← ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください

 ミゾソバ(別名:ウシノヒタイ)はタデ科の1年草
 水辺や湿地などに群生する
 茎は赤色で地をはい、上部は立ち上がり、高さ30~80㎝に伸びる
 花期は7月~10月
 和名は、ミゾに生え、葉がソバの葉に似るため
 茎が赤いのはソバも同じ(写真3)
 別名のウシノヒタイは鉾型の葉を牛の額に見做した(写真2)
 
 ミゾソバ広がる水田を見ると
 ミゾソバを水田放棄、農業衰退の指標植物と考えたくなる

 引用・参考文献等:『山渓カラー名鑑 日本の野草』538頁、株式会社 山と渓谷社、1983
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:写真1・写真3;2008年09月27日 写真2;2014年10月04日
 撮影地:写真1・写真3;埼玉県東松山市 写真2;埼玉県久喜市

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする