朝日カルチャーセンター☆ブログ

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●ケルトを旅する~東ヨーロッパからギリシア、トルコへ 【芦屋】

2009年04月07日 12時25分18秒 | 芦屋教室
美しい映像と音楽、武部先生の楽しい語りが人気のケルト講座シリーズ、
今回は「東ヨーロッパ篇」をご紹介します。

チェコの古都プラハ城(先日オバマ大統領がこの広場で演説していました)

東ヨーロッパの国々には、西ヨーロッパとは違う独特の文化と長い歴史があります。歴史の重みを感じさせる建物や美しい風土、おいしい食事など、1度は行ってみたいところばかり。プラハやブダペストといった大都市だけでなく、小さな街もとても趣があり、魅力的です。

4月25日(土)から芦屋教室でおこなう「ケルトを旅する」では、東ヨーロッパやギリシア、トルコを美しい映像を交えてたっぷりご紹介しますので、ちょっとした旅行気分が味わえます。


プラハの旧市街広場


約600年の歴史を刻む天文時計。
時間になると、死神や12使徒の彫像が現れる。

 皆さまは、「ケルト」と聞いて何をイメージされるでしょうか? 
ケルト十字架、生命感あふれる渦巻き模様、エンヤに代表される透明感いっぱいのケルト・ミュージックなどでしょうか。ローマ人が大帝国を築くまで、ヨーロッパ各地にはケルト人が住んでいましたが、文字を持たなかったため、その実像はいまだによくわかっていません。 


プラハの聖ヴィート大聖堂。
ミュシャのステンドグラスが美しい。


プラハ・カレル橋。
橋の両端には30体の聖人像が並ぶ。

古代、多くのケルト人部族が、中央ヨーロッパやガリア(現在のフランスやベルギー)からアルプスを越えて北イタリアへ侵入、その後現在の東ヨーロッパを経てギリシア、トルコまで至りました。ケルト人部族「ボイイ族」が定住した地域が「ボヘミア」です。
今回の講座では、チェコやスロバキア、ハンガリー、セルビア、ルーマニア、ブルガリアのケルトの足跡を、私たちにはわかりにくい激動の現代史もあわせて紹介します。さらに、ケルト人が攻略したギリシア、ケルト人唯一の国家「ガラティア」があったトルコも含め、計8カ国、5320キロに及ぶ多彩な歴史の旅をお話しします。


スロバキアの首都・ブラチスラヴァ


ルーマニアのシナイア修道院


ルーマニア革命の激戦地になった革命広場

漠然としたイメージでしかとらえられていないケルトですが、ヨーロッパの地名の多くはケルトに由来していますし、言語や風俗、精神性においてもケルトの影響は色濃く残っています。ハロウィーンはケルトの妖精伝説からうまれた伝統行事ですし、アーサー王はケルトの英雄です。教会はケルトの聖地の上に建てられることが多く、聖杯伝説に結びついたともいわれています。ヨーロッパを理解するには、ケルトとその文化を知ることが、実は大きなポイントなのです。


ギリシア・デルフォイ遺跡

ヨーロッパとアジアの接点・イスタンブール(トルコ)


トロイ遺跡の木馬(トルコ)


戦うガリア人の像(アテネ国立考古学博物館)

講師の武部好伸先生は、ケルトに魅せられ、足かけ10年、ヨーロッパ16カ国にその足跡を取材されてきました。映画評論家でもいらっしゃる武部先生の「語り」は、まるでたった今見てきたかのようないきいきとした臨場感にあふれ、ついつい引き込まれます。「武部先生のお話はとても楽しい」「聞いているうちに元気になる」参加された方は皆さん口をそろえておっしゃいます。先生の「ケルトへの思い」が、ダイレクトに伝わってくるのです。
ケルトゆかりの東ヨーロッパの地を美しい映像で数多くご紹介する今回の講座は、現地で「使える」旅行情報も満載です。

ケルトの世界を知ることで、これまで知らなかった新しい世界が広がるかもしれません。
「ケルトを旅する」への皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

芦屋教室(0797-38-2666)まで気軽にお問い合わせ下さい。
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