朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

≪芦屋教室≫ 英語ブログはじめました! vol.2 「イギリス」の呼び方

2010年03月17日 17時06分36秒 | 芦屋教室
「British Culture Corner ブリティッシュ・カルチャー・コーナー」
~ジュールス先生に聞いてみよう!イギリスのこと、英語のこと~


「ブリティッシュ・カルチャー・コーナー」では、毎月1回、芦屋教室のイギリス人講師、ジュールス・ウィグドール先生がイギリスの文化や英語についてお話します。

◆英語を学習中の方は、まずは英語で書かれた原文にチャレンジ!次に意訳を読んで、どれくらい理解できているかテストしてみましょう。
◆ジュールス先生の英会話クラスは現在4講座開講中です!詳しくは、こちらをご覧ください。
(公開講座「ジュールス先生の英語カウンセリング」も必見!)

今回ジュールス先生は、「イギリスの呼び方」についての疑問に答えてくださいました。
【原文 The original essay in English】

Q.) Why is Britain sometimes called the UK, Britain, the British Isles, or England? Which is best?

A.) I am British and it can be very confusing sometimes. The official name of the cold and rainy country to the west of France is 'The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland'. Great Britain consists of England, Scotland and Wales. I was born in Scotland, but as my mother and father were born in England, I prefer to call myself British. But when I go home to Edinburgh I become Scottish again! At the United Nations we are the UK.


There is definitely some confusion, especially in sports. At the Olympics there is one national team, Great Britain. But in the football (soccer) World Cup, there are four national teams; England, Scotland, Wales and Northern Ireland. This is because each country had its own national association long before the first FIFA world cup was played in the 1950's. The same applies with rugby.

It's actually wrong for Japan to use the name England to describe Britain. Maybe this bad habit was picked up from the USA whose citizens routinely say England when they mean Britain.

To sum up, I advise that when you speak to a foreigner you use the words Britain and British, instead of England and English. But at this year's World Cup in South Africa, I will be upporting England. I told you it was confusing!

Jules Wigdor


【日本語意訳】
Q. ジュールス先生、イギリスはなぜ UK、ブリテン、ブリティッシュ・アイルス(イギリス諸島)、イングランドなどとさまざまに呼ばれるのでしょうか? どれが最も良い呼び方でしょうか?

A. 私は「ブリティッシュ」です。そして、その呼称は時折とても紛らわしい場合があります。イギリスという、フランスの西に位置する寒くて雨の多い国の正式名称は、「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」です。「グレートブリテン」は、イングランド、スコットランド、およびウェールズから成ります。私はスコットランド生まれですが、私の両親がイングランド生まれということもあり、(ややこしいので)自分を「ブリティッシュ」だと言います。しかし、エディンバラの実家に帰ると、私は「スコティッシュ(スコットランド人)」になるのです。国連では、イギリスは「UK」と呼ばれます。

このように混在する呼称は、特にスポーツにおいて、確実に混乱を生じさせます。オリンピックでは、国の代表として「グレートブリテン」1チームが参加します。しかし、フットボール(サッカー)のワールドカップには、4つの代表チームがあるのです。「イングランド」、「スコットランド」、「ウェールズ」、そして「北アイルランド」です。 これは、1950年代に行われた最初のFIFAワールドカップよりずっと以前に、4地域それぞれにサッカー協会あったからです。 ラグビーも同様です。

日本では「ブリテン(イギリス)」について説明する際に「イングランド」という呼称を使う場合がありますが、実際のところそれは間違いです。おそらくこの悪習はアメリカが発端です。アメリカ人が「ブリテン(イギリス)」を指している時に「イングランド」と当たり前のように呼んでいることから始まったのでしょう。

要するに、外国人とイギリスについて話すときには、「イングランド」「イングリッシュ(=イギリスの、イギリス人の)」という代わりに、「ブリテン」「ブリティッシュ」という単語を使うことをお勧めします。
ちなみに、今年南アフリカで開催されるサッカーのワールドカップでは、私は「イングランド」を応援しようと思っています。...ほらね、ややこしいでしょう!

ジュールス・ウィグドール


◆このコーナーでは、質問を募集します。イギリスの生活や知りたい英語表現など、ジュールス先生におたずねください。ブログでお答えします。質問は英語でも日本語でも結構です。※質問が複数の場合は、抽選いたします。
このブログのコメント欄もしくは◎FAX ⇒(芦屋教室)0797-38-2665
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●五木寛之講演会「いまなぜ親鸞か」受付開始! 

2010年03月17日 11時11分39秒 | ニュース♪
本日3月17日より受付開始!
本日の朝日新聞夕刊でもご案内しています。


2月24日の夕刊でもご紹介しました会員限定謝恩イベント第一弾!
近著『親鸞』も話題、作家の五木寛之さんをお迎えします。

■日時:5月22日(土)14:00~15:30(開場13:30を予定)

■会場:京都女子大学講堂[B校舎5階 501大講義室]
(京都市東山区今熊野北日吉町35)
※プリンセスラインバス利用「京都女子大学前」終点で下車。所要時間はJR京都駅八条口から約10分、四条河原町から約15分
→アクセスはこちら

■受講料:会員のみ1,575円
(★お得な入会キャンペーンを実施中です。
詳細はHPの申し込みページをご覧ください)

■定員:650人(自由席)

■お申込み方法:

(1)はがきに氏名・生年月日・郵便番号・住所・電話番号・会員番号もしくは入会希望と明記のうえ、
〒530-0005
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朝日新聞ビル 5階
「朝日カルチャー五木係」
までお送りください。複数名で申し込む場合は、全員分の記載をお願いします。

(2)ホームページからのお申込み
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コンビニエンスストアの振り込み用紙をお送りします。

(3)お電話でのお申込み
中之島教室(06-6222-5222)までお電話ください。
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