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私の愛聴盤(第130回)

2019-05-26 | 私の愛聴盤
第130回はジョー・ニューマンの「グッド・グルーヴィ」です。
「GOOD “N” GROOVY」 SWINGVILLE SV 2019
  
1. A.M.ROMP
2. LI′L DARLIN′
3. MO-LASSES
4. TO RIGMOR
5. JUST SQUEEZE ME
6. LOOP-D-LOOP
JOE NEWMAN(tp) FRANK FOSTER(ts) 
TOMMY FLANAGAN(p) EDDIE JONES(b) BILLY ENGLISH(ds)
録音 1961年3月17日
ジョー・ニューマンが、カウント・ベイシー楽団の盟友であるフランク・フォスターを迎え、トミー・フラナガンを始めとした確実なリズム陣を従えて作ったアルバムです。
プレステッジ傍系のスイングビルにも、この様なハード・バップの演奏集があり、実力者揃いのプレイは完成度も高く、聴きごたえ十分です。
1曲目のブルース「A.M.ROMP」は、ニューマンとフォスターの2管によるリフでテーマが提示され、その後のフラナガンの長いピアノ・ソロは、何時にも増してスイングしています。
続いてフォスターのサックス・ソロがあり、後半のニューマンは、ミュートを付けての演奏となります。
ニューマンのミュート・プレイは、4曲目の「JUST SQUEEZE ME」も同様で、マイルスのそれと比べても中々のものだと思います。
2曲目の「 LI′L DARLIN′」、及び4曲目の「TO RIGMOR」は共にスロー・バラードで、ニューマンの歌心あるトランペットと、その後ろを受け持つフラナガンのピアノが絶妙なバランスで心地よく、それにイングリッシュの4つを刻むブラシが効果的です。
3曲目の「MO-LASSES」もブルースですが、ジョーンズのベースによるイントロを受けてテーマが提示され、ソロはフォスターが担当し、ここではブローを交えて思いっきりの力演を披露しています。
また一方でフォスターは、スローな曲においてはソフトで情感たっぷりに歌っています。
このアルバムは、ベイシーの十八番と、エリントンの名曲も加えて変化もあり、メンバーにも恵まれて演奏良しの1枚です。


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