1971年のクリスマスに、ニューヨークのタウンホールで開催された演奏会の様子を収めたレコードは、ポール・デスモンドとMJQの唯一のコラボレーションによるもので、かってデスモンドのアルバムに収録されたなじみの曲が多く並んでいます。
「THE ONLY RECORDED PERFORMANCE OF P.D. WITH THE MJQ」
FINESSE RECORDS FW 37487

1. GREENSLEEVS
2. YOU GO TO MY HEAD
3. BLUE DOVE
4. JESUS CHRIST SUPERSTAR
5. HEAR′S THAT RAINY DAY
6. EAST OF THE SUN
7. BAG’S NEW GROOVE
PAUL DESMOND(as) MILT JACKSON(vib)
JOHN LEWIS(p) PERCY HEATH(b) CONNIE KAY(ds)
児山紀芳さんの解説によると、当夜は2部構成で、1部はMJQのみの演奏、そして2部でMJQにポール・デスモンドが加わったそうで、その時の演奏がここに収められていますが、デスモンドの没後、ジョン・ルイスが所有していた音源を使ってレコード化に至ったとのことです。
この全7曲において、最初の「GREENSLEEVS」は、MJQを後ろに回してデスモンドの独演ですが、最初と最後の1コーラスのメロディーを挟んだ3コーラスのアドリブが絶品で、1959年9月録音の自身のアルバム(FIRST PLACE AGAIN)の中の同曲より、何倍も素晴らしい演奏だと思います。
次の「YOU GO TO MY HEAD」では、ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンンにもソロ・スペースが与えられ、徐々にMJQのペースになって行くという構成となっています。
また、後半の「EAST OF THE SUN」では、静かでありながら熱を帯びたミルト・ジャクソンとのアドリブの応酬が素晴らしく、最終曲の「BAG’S NEW GROOVE」で最高の極みへと続いていきます。
この両者の共演は、知的でクリアなアルト・サックスと、室内楽的なMJQのサウンドの響きが上手くマッチングした心地よい演奏集です。
一方こちらは、1992年4月にスタジオ録音されたメル・トーメのその名も「メリー・クリスマス」で、クリスマス・ソングをたっぷり聴くことが出来ます。

自作曲の「THE CHRISTMAS SONG」は、ナット・キング・コールの名唱がありますが、ここでのメル・トーメは、厳かな雰囲気の中で歌っています。
また、9曲目の「WHAT CHILD IS THIS?」は楽器演奏で、ポール・デスモンドとMJQのアルバムにも収められている「GREENSLEEVS」となっています。
ところで、「GREENSLEEVS」という曲はクリスマスに合うのでしょうかね?
この曲は、以下の2つのアルバムでも名演奏を聴くことが出来ます。

「THE ONLY RECORDED PERFORMANCE OF P.D. WITH THE MJQ」
FINESSE RECORDS FW 37487



1. GREENSLEEVS
2. YOU GO TO MY HEAD
3. BLUE DOVE
4. JESUS CHRIST SUPERSTAR
5. HEAR′S THAT RAINY DAY
6. EAST OF THE SUN
7. BAG’S NEW GROOVE
PAUL DESMOND(as) MILT JACKSON(vib)
JOHN LEWIS(p) PERCY HEATH(b) CONNIE KAY(ds)
児山紀芳さんの解説によると、当夜は2部構成で、1部はMJQのみの演奏、そして2部でMJQにポール・デスモンドが加わったそうで、その時の演奏がここに収められていますが、デスモンドの没後、ジョン・ルイスが所有していた音源を使ってレコード化に至ったとのことです。
この全7曲において、最初の「GREENSLEEVS」は、MJQを後ろに回してデスモンドの独演ですが、最初と最後の1コーラスのメロディーを挟んだ3コーラスのアドリブが絶品で、1959年9月録音の自身のアルバム(FIRST PLACE AGAIN)の中の同曲より、何倍も素晴らしい演奏だと思います。
次の「YOU GO TO MY HEAD」では、ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンンにもソロ・スペースが与えられ、徐々にMJQのペースになって行くという構成となっています。
また、後半の「EAST OF THE SUN」では、静かでありながら熱を帯びたミルト・ジャクソンとのアドリブの応酬が素晴らしく、最終曲の「BAG’S NEW GROOVE」で最高の極みへと続いていきます。
この両者の共演は、知的でクリアなアルト・サックスと、室内楽的なMJQのサウンドの響きが上手くマッチングした心地よい演奏集です。
一方こちらは、1992年4月にスタジオ録音されたメル・トーメのその名も「メリー・クリスマス」で、クリスマス・ソングをたっぷり聴くことが出来ます。


自作曲の「THE CHRISTMAS SONG」は、ナット・キング・コールの名唱がありますが、ここでのメル・トーメは、厳かな雰囲気の中で歌っています。
また、9曲目の「WHAT CHILD IS THIS?」は楽器演奏で、ポール・デスモンドとMJQのアルバムにも収められている「GREENSLEEVS」となっています。
ところで、「GREENSLEEVS」という曲はクリスマスに合うのでしょうかね?
この曲は、以下の2つのアルバムでも名演奏を聴くことが出来ます。

