ヨーロッパの旅を終えたF1サーカスは夜の灯り煌めくシ
ンガポール市街地サーキットに集い、21日(日)日本時
間21時から2014年FIA F1世界選手権第14戦シンガポ
ールGP決勝が実施された。
土曜日に行われた予選ではわずか0.007秒差でメルセ
デスのハミルトンがポールポジションを獲得し、チームメ
イトのロズベルグが2番手に入った。リカルドとベッテル
のレッドブル勢がセカンドローに並んでいる。
サーキットは1周5.065km、決勝レースは61周で行われ
る。
ナイトレースがスタート時間を迎えた際の天候は晴れ、
気温29℃、路面温度36℃のドライコンディションだった。
2番グリッドのロズベルグはステアリングホイールに問題
が発生、ダミーグリッドから始動できない。ロズベルグの
マシンはピットレーンに運ばれ、そこからのスタートとなっ
た。
また、フォーメーションラップ中にケーターハムの可夢偉
のマシンにも異変が生じ、可夢偉はエスケープゾーンで
マシンを止めてリタイアしている。
早くも波乱含みとなったレースがスタートすると、ハミルト
ンがまっすぐ飛び出してアロンソが2番手に浮上する。し
かし、アロンソはターン1を直進してしまい、ベッテルの後
ろ3番手にポジションを戻した。
1周目を終えて隊列はハミルトン、ベッテル、アロンソ、リ
カルド、ライコネン、マッサ、バトン、ボッタス、マグヌッセン
クビアトの並びに。
(中略)
レースは60周目に2時間の制限時間い達し、シンガポー
ルの夜空を華やかに染める花火の下でハミルトンがトッ
プチェッカーを受けた。今回の結果で選手権トップはロズ
ベルグからハミルトンに変わっている。
ベッテルの2位とリカルドの3位でレッドブルがダブル表彰
台を達成。4位以降はアロンソ、マッサと続き、6位ベルヌ
はコースのリミット外でアドバンテージを得たために5秒加
算ペナルティを科されたが、それを適用してもポジション
は変わらず。7位からはペレス、ライコネン、ヒュルケンベル
グ、マグヌッセンまでがポイントを獲得している。
可夢偉、1周も走れず残念でしたが、次戦はいよいよ第15
戦日本GP!
期待しましょう!