ヤス・マリーナ・サーキットで25日(土)、2017年FIA
F1世界選手権第21戦アブダビGP予選が実施され、メル
セデスのボッタスがチームメイトの猛追を振り切って
ポールポジションを獲得した。
ピレリがソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトの
ドライタイヤ3種類を持ち込んだ今週末は予選Q3のタイ
ヤにウルトラソフトが指定されている。今年最後のフ
リー走行ではグランプリ2日目を迎えて本調子を発揮し
始めたメルセデスにフェラーリとレッドブルが追いか
ける格好となった。
トロ・ロッソのハートリーが9基目のMGU-Hを投入して
おり、予選順位から10グリッド降格処分を受ける。
美しい夕日を背景に気温24度、路面温度31度、湿度49%
のドライコンディションでスタートした予選Q1はトロ・
ロッソのガスリーを先頭に各車が始動し、全車がウルト
ラソフトタイヤでアタックラップに入る。
最初のアタックで1分37秒391をたたき出したメルセデス
のハミルトンがトップに立つも、2回目のクイックラップ
で0.035秒上回ったボッタスが最速タイムを塗り替えた。
フェラーリのライコネンも2度目のアタックで自己ベスト
をマークしたが、ボッタスには0.097秒届かずに3番手。
相棒のベッテルが4番手に並び、レッドブルのリカルドと
フェルスタッペンが後ろに控えた。
終盤はマクラーレンのアロンソを含め、12番手以下につ
けていたドライバーが再アタックに向かい、アロンソや
ウィリアムズのマッサが自己ベストタイムを更新して順
位を上げていく。
9名のアタックが終了してQ1敗退となったのは16番手以下、
グロージャン(ハースF1)、ガスリー、ウェーレインと
エリクソンのザウバー勢、ハートリーだった。ハートリー
はグリッドペナルティを科せられるが、他車がハートリー
以上の処分を受けなければ最後尾スタートに変わりはない。
15分で争われるQ2はボッタスが先陣を切り、1分36秒台に
入れて好タイムを刻むも、ハミルトンが0.235秒速くラッ
プをまとめ、1分36秒742のコースレコードをたたき出す。
ベッテルは1分37秒フラットにとどまったものの、2番手の
ボッタスとは0.057秒差しかない。
残り4分を切ってマクラーレン勢を先頭に15台が2度目のア
タックへと向かったが、思うようにペースを見いだせず、
タイムを更新できないドライバーも複数いた。マクラーレ
ンを駆るアロンソもその一人で、最後に自己ベストを刻ん
だウィリアムズのフェリペ・マッサに10番手を奪われ、11
番手でQ2敗退を喫している。
その他、Q2で予選を終えたのは12番手のサインツ(ル
ノー)、バンドールン(マクラーレン)、マグヌッセン
(ハースF1)、ストロール(ウィリアムズ)だった。
ポールポジションを争うQ3はフェラーリのライコネンが
最初にコースイン。しんがりをレッドブルのリカルドが
務め、アウトラップを終えた順にアタックラップを開始
する。
ライコネンが1分36秒台に入れてペースアップに成功するも
、メルセデス勢は0,4秒以上速さを見いだし、ボッタスが
1分36秒231を記録してコースレコードをさらに塗り替えた。
ハミルトンが0.172秒差で2番手につけ、ベッテルが3番手、
ライコネンが4番手に並ぶ。レッドブルは2人が0.02秒差と
僅差のタイムを残したが、メルセデスからは1.4秒以上遅れ
ている。
ラストアタックはボッタス、ハミルトン、ライコネン、
ベッテルの順でスタートし、ボッタスはタイムを伸ばせ
なかったことからラップを断念してピットに引き上げて
しまった。ハミルトンはセクター2までボッタスのタイム
を上回るペースだったが、最終的には2番手にとどまり、
ベッテルも自己ベストを更新したものの3番手止まり。
結果、ボッタスが今年最後のポールシッターに輝き、ハミ
ルトンが2番手、ベッテルが3番手となった。最後のアタッ
クでリカルドが4番手に食い込み、ライコネンは0.026秒差
で5番手、フェルスタッペンが6番手に続いている。7番手
以下はヒュルケンベルグ(ルノー)、ペレスとオコンの
フォース・インディア勢、10番手にマッサが入った。
マクラーレン・ホンダはアロンソが11番手、バンド―ルン
が13番手とQ3進出ができませんでしたが、決勝では新品
タイヤでスタートすることが出来るので、二人ともマク
ラーレン・ホンダでのラストランで入賞して欲しいですね!
F1世界選手権第21戦アブダビGP予選が実施され、メル
セデスのボッタスがチームメイトの猛追を振り切って
ポールポジションを獲得した。
ピレリがソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトの
ドライタイヤ3種類を持ち込んだ今週末は予選Q3のタイ
ヤにウルトラソフトが指定されている。今年最後のフ
リー走行ではグランプリ2日目を迎えて本調子を発揮し
始めたメルセデスにフェラーリとレッドブルが追いか
ける格好となった。
トロ・ロッソのハートリーが9基目のMGU-Hを投入して
おり、予選順位から10グリッド降格処分を受ける。
美しい夕日を背景に気温24度、路面温度31度、湿度49%
のドライコンディションでスタートした予選Q1はトロ・
ロッソのガスリーを先頭に各車が始動し、全車がウルト
ラソフトタイヤでアタックラップに入る。
最初のアタックで1分37秒391をたたき出したメルセデス
のハミルトンがトップに立つも、2回目のクイックラップ
で0.035秒上回ったボッタスが最速タイムを塗り替えた。
フェラーリのライコネンも2度目のアタックで自己ベスト
をマークしたが、ボッタスには0.097秒届かずに3番手。
相棒のベッテルが4番手に並び、レッドブルのリカルドと
フェルスタッペンが後ろに控えた。
終盤はマクラーレンのアロンソを含め、12番手以下につ
けていたドライバーが再アタックに向かい、アロンソや
ウィリアムズのマッサが自己ベストタイムを更新して順
位を上げていく。
9名のアタックが終了してQ1敗退となったのは16番手以下、
グロージャン(ハースF1)、ガスリー、ウェーレインと
エリクソンのザウバー勢、ハートリーだった。ハートリー
はグリッドペナルティを科せられるが、他車がハートリー
以上の処分を受けなければ最後尾スタートに変わりはない。
15分で争われるQ2はボッタスが先陣を切り、1分36秒台に
入れて好タイムを刻むも、ハミルトンが0.235秒速くラッ
プをまとめ、1分36秒742のコースレコードをたたき出す。
ベッテルは1分37秒フラットにとどまったものの、2番手の
ボッタスとは0.057秒差しかない。
残り4分を切ってマクラーレン勢を先頭に15台が2度目のア
タックへと向かったが、思うようにペースを見いだせず、
タイムを更新できないドライバーも複数いた。マクラーレ
ンを駆るアロンソもその一人で、最後に自己ベストを刻ん
だウィリアムズのフェリペ・マッサに10番手を奪われ、11
番手でQ2敗退を喫している。
その他、Q2で予選を終えたのは12番手のサインツ(ル
ノー)、バンドールン(マクラーレン)、マグヌッセン
(ハースF1)、ストロール(ウィリアムズ)だった。
ポールポジションを争うQ3はフェラーリのライコネンが
最初にコースイン。しんがりをレッドブルのリカルドが
務め、アウトラップを終えた順にアタックラップを開始
する。
ライコネンが1分36秒台に入れてペースアップに成功するも
、メルセデス勢は0,4秒以上速さを見いだし、ボッタスが
1分36秒231を記録してコースレコードをさらに塗り替えた。
ハミルトンが0.172秒差で2番手につけ、ベッテルが3番手、
ライコネンが4番手に並ぶ。レッドブルは2人が0.02秒差と
僅差のタイムを残したが、メルセデスからは1.4秒以上遅れ
ている。
ラストアタックはボッタス、ハミルトン、ライコネン、
ベッテルの順でスタートし、ボッタスはタイムを伸ばせ
なかったことからラップを断念してピットに引き上げて
しまった。ハミルトンはセクター2までボッタスのタイム
を上回るペースだったが、最終的には2番手にとどまり、
ベッテルも自己ベストを更新したものの3番手止まり。
結果、ボッタスが今年最後のポールシッターに輝き、ハミ
ルトンが2番手、ベッテルが3番手となった。最後のアタッ
クでリカルドが4番手に食い込み、ライコネンは0.026秒差
で5番手、フェルスタッペンが6番手に続いている。7番手
以下はヒュルケンベルグ(ルノー)、ペレスとオコンの
フォース・インディア勢、10番手にマッサが入った。
マクラーレン・ホンダはアロンソが11番手、バンド―ルン
が13番手とQ3進出ができませんでしたが、決勝では新品
タイヤでスタートすることが出来るので、二人ともマク
ラーレン・ホンダでのラストランで入賞して欲しいですね!