1950年に初めてのF1グランプリが開催された場所であり、これまでに数多くの名勝負を生み出してきたシルバーストーン・サーキットで14日(日)、2019年FIA F1世界選手権第10戦イギリスGP決勝レースが開催され、メルセデスのハミルトンが母国グランプリ優勝を飾った。
メルセデス勢に加えてフェラーリやレッドブルも接近したタイムをたたき出した予選では、ボッタスが僚友ハミルトンを0.006秒上回ってポールポジションを獲得。ハミルトンに次ぐ3番手となったルクレール(フェラーリ)もボッタスとは0.079秒しか離れておらず、それにレッドブルの2台が続いた。
ピレリがC1からC3のコンパウンドを用意したシルバーストーンの一戦はレース用タイヤとしてハードにあたるC1もしくはミディアムのC2を使うことが義務付けられている。
フリー走行では新たに舗装された路面への順応も課題となった全長5.891kmを誇るシルバーストーン・サーキットの決勝レースは52周で争われ、雲が多いものの太陽も顔を出す中、気温18.4℃、路面温度30.3℃、湿度65.6%のドライコンディションでフォーメーションラップが始まった。シグナル消灯と同時に各車が一斉にグリッドを離れ、リードを守ったボッタスの後ろにぴたりとつけるハミルトンとルクレール、フェルスタッペン(レッドブル)の順でオープニングラップを終えたが、相棒のガスリーはグリッドを離れる際に出遅れてしまったようで、ベッテル(フェラーリ)に抜かれて6番手に下がっている。
スタートでともにパンクチャーに見舞われたハースF1の2台が2周目に入るタイミングでダブルストップを敢行。グロージャンが先にハードタイヤに履き替え、マグヌッセンも同じタイヤコンパウンドに交換して最後尾で隊列に戻った。
先頭集団ではなかなかペースが上がらない様子のボッタスは必死にハミルトンを封じ込めようとするが、相棒のトウを得ながらサイド・バイ・サイドに持ち込んだハミルトンがいったんはリードを奪う。しかしながら、相棒を先行させつつも同様にトウを生かしたボッタスが抜き返し、再びボッタス、ハミルトンの順でメルセデスが1-2態勢を整えた。4周目のメルセデス同士の好バトルに詰めかけたファンも大歓声を上げて声援を送っている。
数周を走ってようやく波に乗ってきた様子のボッタスがハミルトンのプレッシャーを受けながらもペースを上げていき、オープニングラップのハプニングで大きく出遅れたハースF1勢の背中をとらえる。ただ、ボッタスが接近していた最後尾のマグヌッセンは7周目の終わりにピットインし、そのままマシンを止めてレースを終えた。さらにグロージャンもほどなくしてガレージにマシンを入れることとなった。
ボッタスとハミルトンが変わらず1秒差以内の接近戦を繰り広げる一方で、3番手を走っていたルクレールはトップ2から徐々に遅れていき、11周目にはギャップが5秒以上に広がった。そこにルクレールよりも好ペースだったフェルスタッペンが接近、さらにはベッテルとガスリーも加わってフェラーリ対レッドブルの激しいバトルが展開される。
ルクレールはフェルスタッペンの攻撃を防いでポジションを死守するも、ベッテルはガスリーにインを突かれて先行を許したが、ペースに大きな差がない中でトラフィックを抜け出そうとレッドブルが動き、まずはガスリーをピットに呼び入れてハードタイヤに交換。次のラップにはルクレールとフェルスタッペンが同時ピットインし、ともにミディアムタイヤに履き替えてピットボックスを離れたが、ピットレーンでサイド・バイ・サイドとなり、わずかにノーズが前に出ていたフェルスタッペンが4番手の位置でコースに復帰している。
しかしながら、逆転を許してしまったルクレールはレッドブルマシンの背中にピタリとくっつき、グリップがなかったというフェルスタッペンがワイドにふくらんだスキに逆襲、ポジションを取り戻してフェルスタッペンの頭を抑えた。とはいえ、好タイムを刻むフェルスタッペンがあきらめるわけはなく、オーバーテイクの機会が見込めるあらゆるポイントで攻撃を仕掛け続けていく。
16周を走り終えてピットに向かったボッタスは第2スティントにもミディアムを選択。それぞれのチームメイトと異なるピット戦略を採用したハミルトンとベッテルはピットに戻ることなくステイアウトしている。
ただ、20周目にアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィがスピンを喫してグラベルに乗り上げ、なんとかコースに戻ろうとするも身動きが取れず、マシンがスタックしてしまったため、黄旗からバーチャルセーフティカーに変わった後、セーフティカーが出動する事態に至った。
これを受けてラップリーダーだったハミルトンがピットに飛び込み、ハードタイヤに履き替えてコース復帰するも、2番手にいたベッテルは1周遅れてタイヤ交換に臨んでいる。コース上でバトルを繰り広げていたフェルスタッペンもセーフティカーが入ったタイミングで2回目のピットストップを完了し、ミディアムからハードに履き替えた。フェラーリはここでも後手に回り、フェルスタッペンが隊列に戻ったあとでルクレールのタイヤをミディアムからハードに交換している。
セーフティカー先導の下、トップ6のオーダーはハミルトン、ボッタス、ベッテル、ガスリー、フェルスタッペン、ルクレールに変わり、7番手にはマクラーレンのサインツがつけ、すぐ後ろに僚友ランド・ノリス、アルボン(トロ・ロッソ)が9番手、ルノーのヒュルケンベルグが10番手のポイント圏内につけていた。
23周目の終わりにセーフティカーが解除されると、リスタートでチームメイトの前に出ようと接近していたフェルスタッペンはガスリーに近づきすぎてしまい、ロックアップしてタイヤスモークを上げながらも、ルクレールに対してはポジションを守っている。ガスリーを巻き込んだフェルスタッペンとルクレールのバトルはリスタート後も継続され、今度はルクレールがサイド・バイ・サイドに持ち込んでいくが、そのたびにフェルスタッペンが踏ん張ってポジションを渡さない。
一度、並んで進入したコーナーで2台がわずかに接触し、アウト側にいたフェルスタッペンがワイドにふくらむシーンがあったが、コースに戻ったフェルスタッペンが5番手をキープして次なるバトルに備えることになった。しかし、ルクレールは無線でレッドブルマシンと接触した左側にダメージがある可能性を伝えており、フェルスタッペンから1秒以上の距離を置いてひとまず様子を見ることに。
その間、レッドブル勢のポジションが入れ替わり、フェルスタッペンが4番手、ガスリーが5番手に下がる。フェルスタッペンに引き離されたくないルクレールはガスリーとのギャップを縮めてDRSゾーンを確保するも、タイヤをケアする必要もあり、あまり無理ができない状況だった。それでも、36周目にチャンスを見いだしたルクレールがオーバーテイクを成功させて5番手に上がる。ガスリーも反撃したものの、ルクレールからポジションを奪い返すことはできなかった。
先頭のハミルトンがボッタスに2秒のリードを築いて快走する一方、メルセデス勢から9秒以上遅れていたベッテルはフェルスタッペンの接近を許す。フェルスタッペンは無線でチームにマシンの違和感を訴えていたものの、38周目にはほとんど抵抗できなかったベッテルをストウコーナーで料理。ところが、フェルスタッペンがさらに前を目指そうとした矢先、アウトブレーキしようとしたのか、ベッテルがレッドブルマシンのリアに追突してしまった。
勢いで2台ともコースを飛び出したが、ランオフエリアで止まったベッテルはすぐさまコースに戻り、一方のフェルスタッペンもグラベルに乗り上げながらもエスケープロードにたどり着き、無事にコース復帰を果たしている。ベッテルは明らかにフロントウイングにダメージを受けており、フェルスタッペンも少なからず接触の影響があると思われたが、5番手の位置を守ったまま走り続けた。
ペースダウンを強いられてポジションを落としたベッテルは緊急ピットインでノーズを交換、ミディアムタイヤに履き替えて17番手――この時点での最後尾――で隊列に加わったが、その後、フェルスタッペンとの接触の責任を問われて10秒のタイムペナルティを科せられている。ベッテルは以降にピットストップを行っておらず、ペナルティはレースタイムに加算されることになった。
インシデントが起きるまではフェルスタッペンの猛チャージを警戒していたメルセデスだが、3番手に上がったルクレールとは22秒以上のギャップがあったため、最後にタイヤを履き替えさせてファステストラップを狙おうと動く。しかし、ハミルトンはピットウオールの指示に従わずにステイアウトし、次のラップ、46周目にボッタスがソフトタイヤに交換したにもかかわらず、ハミルトンはその後もピットに入ろうとしない。ボッタスとのギャップを踏まえてリスクを冒す必要がないと判断したのか、ハミルトンは1ストップでチェッカーを目指すことにしたようだ。
結局、ハミルトンはハードタイヤのままファイナルラップを迎えた上、1分27秒369のファステストラップまで刻んでトップチェッカーを受けた。ボッタスが2位でゴールし、ルクレールが3位表彰台に上っている。
4位にガスリー、ベッテルとの接触があったにもかかわらずフェルスタッペンは5位入賞を果たし、その他、サインツ、リカルド(ルノー)、ライコネン(アルファロメオ・レーシング)、クビアト(トロ・ロッソ)、ヒュルケンベルグがポイントを獲得した。
最終ラップまでポイント圏内につけていたアルボンはタイヤが苦しかったようで、ヒュルケンベルグに加えてノリスにも追い抜かれてしまい、12位完走にとどまっている。
ベッテルは15位でゴールし、16位だったクビサ(ウィリアムズ)と10秒以上のギャップがあったため、ペナルティを適用しても15位完走で変わらない。
ルクレールと好バトルを展開したフェルスタッペンでしたが、38週目にベッテルに追突され、スピンを喫しグラベルに乗り上げながらもコースに復帰、5位で完走、ガスリーは4位入賞、トロ・ロッソ・ホンダのクビアトは17番手から9位入賞、アルボンはPUの問題で2回目のピットインが出来ずに、レースが終わる2周前にタイヤが終ってしまい、残念ながら12位と入賞できませんでした。
しかし、ホンダPUのレベルが上がってきたため、レースが面白くなってきましたね。
次回ドイツGPも楽しみですね!
メルセデス勢に加えてフェラーリやレッドブルも接近したタイムをたたき出した予選では、ボッタスが僚友ハミルトンを0.006秒上回ってポールポジションを獲得。ハミルトンに次ぐ3番手となったルクレール(フェラーリ)もボッタスとは0.079秒しか離れておらず、それにレッドブルの2台が続いた。
ピレリがC1からC3のコンパウンドを用意したシルバーストーンの一戦はレース用タイヤとしてハードにあたるC1もしくはミディアムのC2を使うことが義務付けられている。
フリー走行では新たに舗装された路面への順応も課題となった全長5.891kmを誇るシルバーストーン・サーキットの決勝レースは52周で争われ、雲が多いものの太陽も顔を出す中、気温18.4℃、路面温度30.3℃、湿度65.6%のドライコンディションでフォーメーションラップが始まった。シグナル消灯と同時に各車が一斉にグリッドを離れ、リードを守ったボッタスの後ろにぴたりとつけるハミルトンとルクレール、フェルスタッペン(レッドブル)の順でオープニングラップを終えたが、相棒のガスリーはグリッドを離れる際に出遅れてしまったようで、ベッテル(フェラーリ)に抜かれて6番手に下がっている。
スタートでともにパンクチャーに見舞われたハースF1の2台が2周目に入るタイミングでダブルストップを敢行。グロージャンが先にハードタイヤに履き替え、マグヌッセンも同じタイヤコンパウンドに交換して最後尾で隊列に戻った。
先頭集団ではなかなかペースが上がらない様子のボッタスは必死にハミルトンを封じ込めようとするが、相棒のトウを得ながらサイド・バイ・サイドに持ち込んだハミルトンがいったんはリードを奪う。しかしながら、相棒を先行させつつも同様にトウを生かしたボッタスが抜き返し、再びボッタス、ハミルトンの順でメルセデスが1-2態勢を整えた。4周目のメルセデス同士の好バトルに詰めかけたファンも大歓声を上げて声援を送っている。
数周を走ってようやく波に乗ってきた様子のボッタスがハミルトンのプレッシャーを受けながらもペースを上げていき、オープニングラップのハプニングで大きく出遅れたハースF1勢の背中をとらえる。ただ、ボッタスが接近していた最後尾のマグヌッセンは7周目の終わりにピットインし、そのままマシンを止めてレースを終えた。さらにグロージャンもほどなくしてガレージにマシンを入れることとなった。
ボッタスとハミルトンが変わらず1秒差以内の接近戦を繰り広げる一方で、3番手を走っていたルクレールはトップ2から徐々に遅れていき、11周目にはギャップが5秒以上に広がった。そこにルクレールよりも好ペースだったフェルスタッペンが接近、さらにはベッテルとガスリーも加わってフェラーリ対レッドブルの激しいバトルが展開される。
ルクレールはフェルスタッペンの攻撃を防いでポジションを死守するも、ベッテルはガスリーにインを突かれて先行を許したが、ペースに大きな差がない中でトラフィックを抜け出そうとレッドブルが動き、まずはガスリーをピットに呼び入れてハードタイヤに交換。次のラップにはルクレールとフェルスタッペンが同時ピットインし、ともにミディアムタイヤに履き替えてピットボックスを離れたが、ピットレーンでサイド・バイ・サイドとなり、わずかにノーズが前に出ていたフェルスタッペンが4番手の位置でコースに復帰している。
しかしながら、逆転を許してしまったルクレールはレッドブルマシンの背中にピタリとくっつき、グリップがなかったというフェルスタッペンがワイドにふくらんだスキに逆襲、ポジションを取り戻してフェルスタッペンの頭を抑えた。とはいえ、好タイムを刻むフェルスタッペンがあきらめるわけはなく、オーバーテイクの機会が見込めるあらゆるポイントで攻撃を仕掛け続けていく。
16周を走り終えてピットに向かったボッタスは第2スティントにもミディアムを選択。それぞれのチームメイトと異なるピット戦略を採用したハミルトンとベッテルはピットに戻ることなくステイアウトしている。
ただ、20周目にアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィがスピンを喫してグラベルに乗り上げ、なんとかコースに戻ろうとするも身動きが取れず、マシンがスタックしてしまったため、黄旗からバーチャルセーフティカーに変わった後、セーフティカーが出動する事態に至った。
これを受けてラップリーダーだったハミルトンがピットに飛び込み、ハードタイヤに履き替えてコース復帰するも、2番手にいたベッテルは1周遅れてタイヤ交換に臨んでいる。コース上でバトルを繰り広げていたフェルスタッペンもセーフティカーが入ったタイミングで2回目のピットストップを完了し、ミディアムからハードに履き替えた。フェラーリはここでも後手に回り、フェルスタッペンが隊列に戻ったあとでルクレールのタイヤをミディアムからハードに交換している。
セーフティカー先導の下、トップ6のオーダーはハミルトン、ボッタス、ベッテル、ガスリー、フェルスタッペン、ルクレールに変わり、7番手にはマクラーレンのサインツがつけ、すぐ後ろに僚友ランド・ノリス、アルボン(トロ・ロッソ)が9番手、ルノーのヒュルケンベルグが10番手のポイント圏内につけていた。
23周目の終わりにセーフティカーが解除されると、リスタートでチームメイトの前に出ようと接近していたフェルスタッペンはガスリーに近づきすぎてしまい、ロックアップしてタイヤスモークを上げながらも、ルクレールに対してはポジションを守っている。ガスリーを巻き込んだフェルスタッペンとルクレールのバトルはリスタート後も継続され、今度はルクレールがサイド・バイ・サイドに持ち込んでいくが、そのたびにフェルスタッペンが踏ん張ってポジションを渡さない。
一度、並んで進入したコーナーで2台がわずかに接触し、アウト側にいたフェルスタッペンがワイドにふくらむシーンがあったが、コースに戻ったフェルスタッペンが5番手をキープして次なるバトルに備えることになった。しかし、ルクレールは無線でレッドブルマシンと接触した左側にダメージがある可能性を伝えており、フェルスタッペンから1秒以上の距離を置いてひとまず様子を見ることに。
その間、レッドブル勢のポジションが入れ替わり、フェルスタッペンが4番手、ガスリーが5番手に下がる。フェルスタッペンに引き離されたくないルクレールはガスリーとのギャップを縮めてDRSゾーンを確保するも、タイヤをケアする必要もあり、あまり無理ができない状況だった。それでも、36周目にチャンスを見いだしたルクレールがオーバーテイクを成功させて5番手に上がる。ガスリーも反撃したものの、ルクレールからポジションを奪い返すことはできなかった。
先頭のハミルトンがボッタスに2秒のリードを築いて快走する一方、メルセデス勢から9秒以上遅れていたベッテルはフェルスタッペンの接近を許す。フェルスタッペンは無線でチームにマシンの違和感を訴えていたものの、38周目にはほとんど抵抗できなかったベッテルをストウコーナーで料理。ところが、フェルスタッペンがさらに前を目指そうとした矢先、アウトブレーキしようとしたのか、ベッテルがレッドブルマシンのリアに追突してしまった。
勢いで2台ともコースを飛び出したが、ランオフエリアで止まったベッテルはすぐさまコースに戻り、一方のフェルスタッペンもグラベルに乗り上げながらもエスケープロードにたどり着き、無事にコース復帰を果たしている。ベッテルは明らかにフロントウイングにダメージを受けており、フェルスタッペンも少なからず接触の影響があると思われたが、5番手の位置を守ったまま走り続けた。
ペースダウンを強いられてポジションを落としたベッテルは緊急ピットインでノーズを交換、ミディアムタイヤに履き替えて17番手――この時点での最後尾――で隊列に加わったが、その後、フェルスタッペンとの接触の責任を問われて10秒のタイムペナルティを科せられている。ベッテルは以降にピットストップを行っておらず、ペナルティはレースタイムに加算されることになった。
インシデントが起きるまではフェルスタッペンの猛チャージを警戒していたメルセデスだが、3番手に上がったルクレールとは22秒以上のギャップがあったため、最後にタイヤを履き替えさせてファステストラップを狙おうと動く。しかし、ハミルトンはピットウオールの指示に従わずにステイアウトし、次のラップ、46周目にボッタスがソフトタイヤに交換したにもかかわらず、ハミルトンはその後もピットに入ろうとしない。ボッタスとのギャップを踏まえてリスクを冒す必要がないと判断したのか、ハミルトンは1ストップでチェッカーを目指すことにしたようだ。
結局、ハミルトンはハードタイヤのままファイナルラップを迎えた上、1分27秒369のファステストラップまで刻んでトップチェッカーを受けた。ボッタスが2位でゴールし、ルクレールが3位表彰台に上っている。
4位にガスリー、ベッテルとの接触があったにもかかわらずフェルスタッペンは5位入賞を果たし、その他、サインツ、リカルド(ルノー)、ライコネン(アルファロメオ・レーシング)、クビアト(トロ・ロッソ)、ヒュルケンベルグがポイントを獲得した。
最終ラップまでポイント圏内につけていたアルボンはタイヤが苦しかったようで、ヒュルケンベルグに加えてノリスにも追い抜かれてしまい、12位完走にとどまっている。
ベッテルは15位でゴールし、16位だったクビサ(ウィリアムズ)と10秒以上のギャップがあったため、ペナルティを適用しても15位完走で変わらない。
ルクレールと好バトルを展開したフェルスタッペンでしたが、38週目にベッテルに追突され、スピンを喫しグラベルに乗り上げながらもコースに復帰、5位で完走、ガスリーは4位入賞、トロ・ロッソ・ホンダのクビアトは17番手から9位入賞、アルボンはPUの問題で2回目のピットインが出来ずに、レースが終わる2周前にタイヤが終ってしまい、残念ながら12位と入賞できませんでした。
しかし、ホンダPUのレベルが上がってきたため、レースが面白くなってきましたね。
次回ドイツGPも楽しみですね!