2019年FIA F1世界選手権第11戦ドイツGPが幕を開けた26日(金)、F1サーカスはホッケンハイムリンクで金曜フリー走行2回目のセッションに臨み、フェラーリのルクレールがトップに立った。
ピレリのC2からC4のドライタイヤが用意されたホッケンハイムの週末、最初のフリー走行ではフェラーリのベッテルがトップタイムを刻み、相棒のルクレールが2番手に続いてフェラーリが好スタートを決めている。
快晴のホッケンハイムにて気温37℃、路面温度50.8℃、湿度25%のドライコンディションで始まった2回目のセッションはマクラーレンのノリスが先頭でコースに向かい、ハースF1のマグヌッセンとグロージャンが続いた。システムチェックを終えてもコースにとどまった3人は順にタイム計測をスタートさせ、ミディアムタイヤを履いていたマグヌッセンが1分16秒214を刻んでトップに立っている。他の2人はハードタイヤで周回しており、ノリスが0.193秒遅れ、グロージャンは0.5秒差のタイムを残した。
他の陣営も加わってにぎやかになったコース上ではミディアムもしくはハードのコンパウンドを試すドライバーたちが周回を重ね、序盤15分の時点ではハードタイヤで1分14秒569をマークしたルクレールがトップだった。
遅れて始動したメルセデスのハミルトンがミディアムタイヤでルクレールのタイムを上回るも、ハードの評価を担当したボッタスはチームメイトに0.3秒遅れて3番手だったが、次のアタックでハミルトンのタイムに近づき、2番手に上がっている。最後にガレージを出発したレッドブルのフェルスタッペンもミディアムを履いてコースに向かい、1分14秒740を記録して4番手に飛び込んだ。
ホッケンハイムには全チームがソフトタイヤを多めに選択してきたものの、路面温度が高く、レースを想定した作業が中心だったセッション序盤は柔らかいコンパウンドが登場することはなかった。
それでも、開始から30分が経過するとグロージャンがソフトタイヤに切り替え、1分14秒179をマークして2番手に浮上。他にもソフトを投入する陣営が増えて次第にタイムシートのオーダーも入れ替わっていった。
上位勢がソフトタイヤでクイックラップを走った後は1分13秒449をたたき出したルクレールを先頭に、ベッテル、ハミルトン、ボッタス、5番手にフェルスタッペンがつけるも、相棒のガスリーは大きく遅れて15番手にとどまっている。レッドブル勢はガスリーがしばらくガレージから出てこられず、フェルスタッペンも予選シミュレーションに入ろうかというところで何か違和感があったのか、いったんピットに引き上げる場面があった。それでも、フェルスタッペンの方はすぐにまたコースに戻り、ガスリーも合流できている。
ただ、そのガスリーは残り時間が少なくなる中、最終コーナーでクラッシュを喫してしまい、セッションは赤旗が振られて中断した。ガスリー自身にケガはなかったようだが、マシンは激しくダメージを受けており、回収トラックに載せられてコース外に出されている。
残り時間9分となってセッションが再開され、少ない時間ながらほとんどのドライバーがコースに入って初日最後の調整作業に励んだ。
最終的にトップでセッションを締めくくったのはルクレールで、0.124秒差でベッテルが2番手に続き、オーダーは入れ替わったものの、フェラーリが両セッションを通して1-2を達成している。3番手にハミルトン、ボッタスが4番手、トップ5にフェルスタッペンが並んだ。
トロ・ロッソのクビアトは12番手、アルボンが14番手となり、クラッシュしたガスリーは19周を走って15番手に終わった。
ヨーロッパを襲っている猛暑のため、タイヤマネジメントに全車かなり苦労しているようですが、予選、決勝では涼しくなるようなので、どうなるかホンダPU勢に期待したいですね!
ピレリのC2からC4のドライタイヤが用意されたホッケンハイムの週末、最初のフリー走行ではフェラーリのベッテルがトップタイムを刻み、相棒のルクレールが2番手に続いてフェラーリが好スタートを決めている。
快晴のホッケンハイムにて気温37℃、路面温度50.8℃、湿度25%のドライコンディションで始まった2回目のセッションはマクラーレンのノリスが先頭でコースに向かい、ハースF1のマグヌッセンとグロージャンが続いた。システムチェックを終えてもコースにとどまった3人は順にタイム計測をスタートさせ、ミディアムタイヤを履いていたマグヌッセンが1分16秒214を刻んでトップに立っている。他の2人はハードタイヤで周回しており、ノリスが0.193秒遅れ、グロージャンは0.5秒差のタイムを残した。
他の陣営も加わってにぎやかになったコース上ではミディアムもしくはハードのコンパウンドを試すドライバーたちが周回を重ね、序盤15分の時点ではハードタイヤで1分14秒569をマークしたルクレールがトップだった。
遅れて始動したメルセデスのハミルトンがミディアムタイヤでルクレールのタイムを上回るも、ハードの評価を担当したボッタスはチームメイトに0.3秒遅れて3番手だったが、次のアタックでハミルトンのタイムに近づき、2番手に上がっている。最後にガレージを出発したレッドブルのフェルスタッペンもミディアムを履いてコースに向かい、1分14秒740を記録して4番手に飛び込んだ。
ホッケンハイムには全チームがソフトタイヤを多めに選択してきたものの、路面温度が高く、レースを想定した作業が中心だったセッション序盤は柔らかいコンパウンドが登場することはなかった。
それでも、開始から30分が経過するとグロージャンがソフトタイヤに切り替え、1分14秒179をマークして2番手に浮上。他にもソフトを投入する陣営が増えて次第にタイムシートのオーダーも入れ替わっていった。
上位勢がソフトタイヤでクイックラップを走った後は1分13秒449をたたき出したルクレールを先頭に、ベッテル、ハミルトン、ボッタス、5番手にフェルスタッペンがつけるも、相棒のガスリーは大きく遅れて15番手にとどまっている。レッドブル勢はガスリーがしばらくガレージから出てこられず、フェルスタッペンも予選シミュレーションに入ろうかというところで何か違和感があったのか、いったんピットに引き上げる場面があった。それでも、フェルスタッペンの方はすぐにまたコースに戻り、ガスリーも合流できている。
ただ、そのガスリーは残り時間が少なくなる中、最終コーナーでクラッシュを喫してしまい、セッションは赤旗が振られて中断した。ガスリー自身にケガはなかったようだが、マシンは激しくダメージを受けており、回収トラックに載せられてコース外に出されている。
残り時間9分となってセッションが再開され、少ない時間ながらほとんどのドライバーがコースに入って初日最後の調整作業に励んだ。
最終的にトップでセッションを締めくくったのはルクレールで、0.124秒差でベッテルが2番手に続き、オーダーは入れ替わったものの、フェラーリが両セッションを通して1-2を達成している。3番手にハミルトン、ボッタスが4番手、トップ5にフェルスタッペンが並んだ。
トロ・ロッソのクビアトは12番手、アルボンが14番手となり、クラッシュしたガスリーは19周を走って15番手に終わった。
ヨーロッパを襲っている猛暑のため、タイヤマネジメントに全車かなり苦労しているようですが、予選、決勝では涼しくなるようなので、どうなるかホンダPU勢に期待したいですね!