20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

シンガポールGP-金曜フリー走行

2019-09-21 18:13:53 | F1レース
20日(金)、夜の帳が降りたシンガポール市街地サーキットで2019年FIA F1世界選手権第15戦シンガポールGP金曜フリー走行2回目が実施され、メルセデスのハミルトンが最速タイムを記録した。



日中に行われた初回セッションはレッドブルのフェルスタッペンがトップに立ち、フェラーリのベッテルが2番手、その後ろにメルセデス勢が続く流れとなった。

人工照明がストリートサーキットを照らす中、気温29.5°、路面温度34.6°、湿度75.2%のドライコンディションで始まった2回目のセッションはアルファロメオ・レーシングのライコネンが最初にコースに向かい、僚友ジョビナッツィが合流してインストレーションラップを完了している。ハースF1やウィリアムズ、レッドブルのアルボンらも早めに動き出し、システムチェックを終えた順に走行プログラムに取り掛かった。

初回セッションでクラッシュを喫したメルセデスのボッタスは必死の作業でマシンを整えたメカニックたちの努力が実り、開始から9分経過したタイミングでガレージを出発し、チームメイトのハミルトンと共にミディアムタイヤを履いて走行をスタートさせている。

一方、1回目のセッション半ばにソフトタイヤを履いた直後にトラブルを抱えたフェラーリのルクレールは2回目のフリー走行が始まっても修復作業が終わらず、他の19台が周回を重ねる間も待機を強いられた。当初はギアボックストラブルが疑われていたものの、フェラーリによれば、トランスミッションに問題があったとのことで、修復に相当の時間を要していたようだ。

それでも、ルクレールはライバルたちに10分程度の遅れで出陣にこぎつけており、大きくタイムロスすることは免れたと言えよう。ミディアムタイヤで始動したルクレールは最初のタイム計測で1分40秒台に入れてタイムシート上位に飛び込んでいる。

全車のタイムが出揃った時点でトップに立っていたのはハミルトン。1分40秒405を刻んでおり、0.463秒差でボッタスが2番手、レーシング・ポイントのペレスがハミルトンに0.525秒遅れの3番手に食い込み、ルクレールは4番手につけていたが、ハードタイヤを履くフェルスタッペンが自己ベストを更新して2番手に浮上したため、トップ5のオーダーはハミルトン、フェルスタッペン、ボッタス、ペレス、ルクレールに変わった。メルセデス勢とルクレールはミディアムタイヤ、フェルスタッペンはハード、ペレスはソフトタイヤで残したタイムだ。

フェルスタッペンがペースアップする直前、ターン7でロックアップを喫したチームメイトのアルボンがコーナーを曲がりきれずランオフエリアに直進し、バリアにぶつかってしまう。フロントウイングを失ったものの、なんとかコース復帰したアルボンは自力でピットにたどり着いている。

開始後30分で全員がピットに引き上げ、新しいソフトタイヤに交換したウィリアムズの2台が予選シミュレーションをスタートさせると、ジョビナッツィに加えてアルボンもガレージを離れた。クラッシュの影響は大きくなかったようで、新品のソフトタイヤでクイックラップに臨んでいる。ウィリアムズはラッセルが1分41秒478をマークして7番手に上がり、今季限りでチームを去ることを決断したクビサも14番手タイムを記録した。

コース上にマシンが増えていくとともにタイムシートのオーダーも入れ替わり、ハミルトンが1分38秒773をマークして最速タイムを塗り替え、フェルスタッペンもベストタイムを刻んだが、ハミルトンを上回ることはできず、0.184秒差のタイムでポジションは2番手のままだった。

1分38秒台に入れたのはハミルトンとフェルスタッペンの2人だけで、3番手につけるボッタスは1分39秒894と相棒に1秒以上引き離されている。4番手のアルボンも1分39秒台でボッタスとは0.049秒のギャップしかないが、後ろに並んだルクレールとベッテルのフェラーリ勢はコンマ数秒遅く、1分40秒台にとどまった。ベッテルは次のクイックラップでペースアップに成功し、1分39秒台に乗せて3番手に飛び込んだものの、それでもトップのハミルトンには0.8秒のリードを許している。

トラフィックに苦悩するドライバーも多く、低速走行中だったペレスを追い抜こうとマグヌッセン(ハースF1)が動き出したところ、ポジションを譲りたくなかったのかペレスがマグヌッセンの行く手を阻み、レーシング・ポイントマシンとウオールの間にサンドイッチされたマグヌッセンは右フロントタイヤがウオールにこすれて火花が上がる。バックオフしたマグヌッセンは加速していくペレスを見送りながら「なんだあれ!」と憤慨していた。

セッション後半はソフトタイヤでロングランに臨む陣営がほとんどで、上位勢は1分45秒から1分46秒台のラップタイムをマークするドライバーが多かった。メルセデスはハミルトンにソフト、ボッタスにミディアムを履かせてレースシミュレーションを進めており、レッドブルはフェルスタッペンが途中でハードに履き替え、フェラーリはベッテルがソフトからミディアムに戻している。終盤にはハミルトンがミディアム、ボッタスはソフトに交換し、フェラーリはルクレールにもミディアムを履かせた。

ハードタイヤでロングラン中にスピンを喫したグロージャンは縁石に深く乗り上げてしまったようで、無線で無事を確認してきたピットウオールに対し、「コーナーの途中で話しかけないで」と要求。担当エンジニアは「申し訳ない」と返していた。

初日の走行が終了し、タイムシートはメルセデス、レッドブル、フェラーリの順でトップ3に並び、4番手から6番手も同じオーダーとなっている。トップで初日を締めくくったハミルトンのタイムは1分38秒773だ。

トロ・ロッソのピエール・ガスリーとダニール・クビアトは10番手と11番手のタイムを残している。

ホンダPU勢は、調子がよさそうです。
明日の予選が楽しみですね!