20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

日本GP - 決勝

2019-10-13 23:20:53 | F1レース
13日(日)、晴天に恵まれた鈴鹿サーキットで2019年FIA F1世界選手権第17戦日本GP決勝が開催され、ロケットスタートを決めたメルセデスの・ボッタスが優勝を果たすと共に、メルセデスが6年連続のコンストラクターズ選手権優勝を決めた。



台風19号の影響で順延となった予選は決勝レースに先だって行われ、フェラーリのベッテルがポールポジションを獲得、相棒のルクレールがフロントローに並び、メルセデスとレッドブルがそれぞれ2列目と3列目からスタートすることになった。

予選Q1でクラッシュを喫したウィリアムズのクビサとハースF1のマグヌッセンはレースへの出走が認められ、共にギアボックスを交換して決戦に挑んでいる。クビサはモノコックも交換したため、ピットレーンからスタートした。

全長5.807kmの鈴鹿サーキットで行われた決勝レースは53周――事実上は52周――で争われ、気温29℃、路面温度40.1℃、湿度48.8%のドライコンディションでスタート時刻を迎える。ピレリはC1からC3のドライタイヤを持ち込んでおり、レースではミディアムもしくはハードのいずれかを使用しなければならない。トップ10スタートのドライバーはいずれもソフトタイヤでダミーグリッドに着き、タイヤを自由に選べる11番手以下のドライバーは6名がミディアム、4名がソフトを選択してフォーメーションラップに臨んだ。

注目のスタートで好発進を決めたのはボッタスだ。フェラーリの2台をかわしてターン1を先頭で通過してる。後方ではレッドブルのフェルスタッペンもうまく駆け出したが、ルクレールと接触してコースオフ、大きくポジションを落としてしまった。フロントウイングにダメージを抱えるルクレールはオープニングラップを終えてもピットに戻らず、左に傾いたフロントウイングが路面にこすれて火花を上げながらコースにとどまっている。

2周目の終わりにピットインを指示されたルクレールだが、それまでにデブリが取れたことからルクレール自身がステイアウトを選択。「悪そうに見えるかもしれないけど感触はいい」と報告したものの、フェラーリは次のラップでルクレールをピットに呼び入れてフロントウイングとタイヤを交換した。ルクレールのマシンにはミディアムタイヤが装着されている。

また、フェルスタッペンとルクレールの一件は審議の必要なしと判断されたが、ルクレールにぶつけられた格好のフェルスタッペンは怒り心頭で、その後、スチュワードはこの一件を審議することにしたと発表。フェルスタッペンはマシンにダメージを受けた状態のまま走り続けており、一時は18番手に下がったポジションを5周目の終わりまでに16番手に戻していたものの、審議中であることが判明した時点でフラットスポットを抱えるタイヤに苦戦していたフェルスタッペンはルクレールに抜かれて17番手に後退していた。

もう1台のレッドブルを駆るアルボンはマクラーレンのノリスと5番手を競い、シケインでインサイドからオーバーテイクを試みたが、マクラーレンマシンにぶつけてしまう。アルボンが走行を続けた一方でノリスはピットに戻ってタイヤをミディアムに交換。その際、フロントブレーキから炎が上がっていたが、ノリスは無事にコース復帰して19番手につけた。2人のインシデントに関してスチュワードはおとがめなしと裁定している。

ラップリーダーに躍り出たボッタスが10周目をスタートさせた頃、2番手を走るベッテルがフォルススタートの嫌疑でスチュワードの審議を受けていることが明かされた。1.5秒前後の間隔で3番手にはハミルトンが控えており、ペナルティが科せられればメルセデスが一気に1-2態勢を築く状況だったものの、ベッテルの一件はおとがめなしの裁定が下っている。出だしで後れを取ったベッテルはどうやらフライングしかけてしまったようで、なんとか踏みとどまって発進した結果、スロースタートを喫したと見られる。

15周目を前にピットインしたフェルスタッペンはマシンを頭からガレージに入れ、無念のリタイアを喫した。レッドブルによれば、マシンのダメージがひどく、走行を続けられる状態ではなかったためリタイアせざるを得なかったとのこと。審議対象となっていたルクレールとのインシデントはレース後に審議されることになった。次のラップでアルボンがピットストップを完了し、ミディアムタイヤを履いて11番手の位置でコースに復帰、片翼を失ったレッドブルの期待を一身に背負って懸命の戦いを続けている。

フェラーリがベッテルをピットに呼び入れたのは17周目、第2スティントに選んだのは新しいソフトタイヤだ。2ストップ戦略に打って出たフェラーリの動きを見てメルセデスが次のラップでボッタスのピットストップを実行したが、こちらは新品のミディアムタイヤをチョイスした。2番手でコース復帰したボッタスと先頭を走るハミルトンのギャップは10秒しかなく、ハミルトンがピットインすればボッタスが再びリードを取り戻す状況だ。

この頃からピットレーンが慌ただしくなり、トロ・ロッソやレーシング・ポイント、アルファロメオ・レーシングらが続々とピットストップを完了する。トップ10スタートのドライバーで第1スティントを長く走ったのはハミルトンとサインツ。ハミルトンは20周を走り終えてボッタスとのギャップが1秒強まで縮まっており、22周目に入る手前でタイヤを交換した。メルセデスはハミルトンにも新しいミディアムタイヤを用意しており、2.9秒のピット作業でコースへと送り出している。

トップ3が1回目のピットストップを終えた時点で先頭のボッタスと2番手ベッテルのギャップは11秒強、ハミルトンはそこからさらに10秒近く離れた場所を走っていたが、2ストップ戦略を採用したフェラーリとベッテルの思惑が吉と出るか凶と出るかに注目が集まった。

サインツはレースがちょうど折り返し地点を迎えたタイミングでピットに向かい、ミディアムタイヤに履き替えて6番手のポジションでコースに戻る。8秒前を行くルノーのリカルドはスタートにミディアムを選んで第1スティントを継続していたため、レース後半にピットストップを控えた状態だった。

そのリカルドがピットインした30周目、ベッテルからラップタイムが落ちているとの報告を受けたフェラーリは追加で2周を走らせた後、ベッテルをピットに呼んでミディアムタイヤに交換。ベッテルがピットレーンを出てきた頃にはすでにメルセデスの2台が通過しており、ハミルトンから20秒遅れの3番手でチェッカーを目指すことになった。

全車が少なくとも1回のピットストップを完了し、トップ5にはボッタス、ハミルトン、ベッテル、アルボン、サインツがつけ、ガスリーが6番手、ルクレールは7番手まで巻き返し、ストロール(レーシング・ポイント)、ルノーのヒュルケンベルグ、ペレス(レーシング・ポイント)が入賞圏内を走っていた。

ソフトタイヤを履くルクレールがガスリーのリアにピタリとつけてオーバーテイクのチャンスをうかがい、ガスリーは必死に防御するも6番手の座を明け渡した。その頃、レッドブルのガレージ前ではアルボンが2回目のピットストップを終え、ユーズドのソフトタイヤを履いてピットアウト。後方5番手にいたサインツとは24秒ほどのギャップがあったため、余裕を持って4番手をキープしている。

さらにラップリーダーのボッタスがミディアムからユーズドのソフトタイヤに履き替え、ベッテルに8秒のギャップをつけたまま2番手で隊列に戻る。柔らかく、よりフレッシュなタイヤを与えられたボッタスは9秒前を行くチームメイトの背中を追いかけることになり、ボッタスより遅くピットストップしたハミルトンが2回目のタイヤ交換に動くかどうかが注目された。

7番手につけるガスリーから11番手のリカルドまではコンマ数秒から1秒のギャップで連なる接近戦が繰り広げられ、ガスリー以外はレーシング・ポイントとルノーの4人がひとつでも順位を上げようと猛チャージをかけていき、とりわけ入賞圏外のリカルドはポイント獲得を目指してプッシュしている。それが功を奏し、前を走っていたペレスよりも10周少ない周回数のソフトタイヤを生かして10番手に躍り出たリカルドはチームメイトのヒュルケンベルグを次のターゲットにしてチャンスを待ち、ストロールをも追い抜いて終盤はガスリーにプレッシャーをかけていった。

メルセデスがハミルトンにピットインの指示を出したのは42周目を走行中。ソフトタイヤに履き替えたハミルトンは5秒前にいるベッテルを猛追し、周回遅れのトウを生かして一気にギャップを縮めた結果、45周目には2.2秒差まで迫った。ファステストラップを連発したハミルトンは2周後にDRSゾーンに突入し、鈴鹿を得意とするベッテルを追いかけていく。

リカルドがガスリーを捕らえて7番手に上がった頃、ハミルトンはまだベッテルを料理しきれておらず、残り周回数が少くなる中、周回遅れの集団が前を塞いでいたため思うように攻撃できずにいた。

ボッタスがファイナルラップに入った直後、9番手を走っていたペレスがS字コーナーでガスリーにオーバーテイクを仕掛けたところ、インサイドにいたトロ・ロッソマシンと接触し、コースオフを喫して戦線離脱。ウオールにぶつかってレースを続けられなくなった。

周回遅れに対処した後もサイド・バイ・サイドに持ち込めなかったハミルトンはファイナルラップにすべてをかけるも、システムトラブルによって52周目の終わりにチェッカーフラッグが掲示されており、最終的にボッタスがトップチェッカーを受け、ベッテルが2位、ハミルトンが3位で表彰台に上っている。4位にアルボンが入り、サインツ、ルクレール、リカルド、ガスリーに次いでペレスが9位入賞となり、ヒュルケンベルグが10位で1点をもぎ取った。

日本GPの結果により、メルセデスの6年連続コンストラクターズ選手権優勝が確定、4レースを残して偉業を成し遂げている。

ホンダPU勢は、フェルスタッペンが不運にもリタイアしましたが、アルボンが4位入賞、ガスリーが8位入賞とホームレースとしては残念な結果でしたが、良く頑張りましたね!



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日本GP - 予選

2019-10-13 12:07:27 | F1レース
13日(日)、台風一過の鈴鹿サーキットで午前10時より2019年FIA F1世界選手権第17戦日本GP予選が実施され、フェラーリのベッテルがポールポジションを獲得した。



台風19号の接近に伴って土曜日の走行スケジュールがすべてキャンセルされた今年の日本GPは決勝レースに先だって予選が行われることになり、悪天候であれば初日に実施された2回目のフリー走行の結果に基づいてスターティンググリッドが決められる予定だったが、各地に被害をもたらした台風が通り過ぎ、一転して快晴に恵まれた鈴鹿サーキットは無事に予選セッションの実現が果たされている。

ピレリは鈴鹿にC1からC3のドライタイヤを用意しており、土曜フリー走行中止によって各チームとも初日にいつもより多くのタイヤセットを使えたことから、限られた時間ながら予選とレースのシミュレーションに取り組んで日曜日を迎えた。

気温22.3℃、路面温度34.2℃、湿度60.7%のドライコンディションで始まった予選Q1はフェラーリとマクラーレンの各車がハードタイヤを履いてコースに向かい、その他のドライバーはソフトタイヤで始動する。風が強く吹いており、トリッキーなコンディションが予想された。

開始から2分、最終コーナーでコースを飛び出したウィリアムズのクビサがガードレールにぶつかるクラッシュが発生し、赤旗が振られたため、時計は15分51秒を残して止められた。マシンのダメージは激しいが、クビサにケガはなかったようで自力でコックピットを離脱。ウィリアムズクルーは決勝レースが始まるまでの3時間でマシン修復を急がなければならない。

この時点でまだタイムを残したドライバーはおらず、コースに出ていた他の12名はピットへの帰還を余儀なくされている。現場には数多くのコースマーシャルが駆けつけ、少しでも早くセッションを再開させようと大急ぎでマシンの撤収、デブリの清掃、コースチェックが進められた。

およそ8分で再開の時を迎え、ピットレーンオープンと同時にドライバーたちがコースになだれ込む。序盤にハードタイヤを履いていたフェラーリとマクラーレンの4人はソフトタイヤに履き替えて始動し、ガレージにとどまっていた面々もアウトラップに向かったが、メルセデス勢とレッドブルのフェルスタッペンはタイミングをずらす作戦のようで姿を見せていない。

最初にコントロールラインを通過したのはアルファロメオ・レーシングのライコネンだ。1分31秒台を刻み、すぐ後ろから僚友ジョビナッツィが1分30秒台でまとめて最初のアタックを完了している。さらに次々とタイムシートにドライバーの名前が刻まれていき、トロ・ロッソのガスリーとクビアトが1分29秒台に乗せて1-2態勢を築いた直後、ハースF1のマグヌッセンが最終コーナー手前でスピンを喫し、タイヤバリアに激突してしまう。

再び赤旗が振られたが、マグヌッセンはバックギアに入れてコースに復帰、フロントウイングを失くし、リアウイングにダメージを受けながらも自力でピットへの帰還を果たした。マグヌッセンはクビサと同じく最終コーナー付近の突風にあおられてしまったと見られている。走行再開を願っていたマグヌッセンだが、マシンのダメージは時間内に修復可能なものではなかったようで、結局、コースに戻ることはかなわなかった。

残り11分42秒でストップした時計は約7分後に再び動き出し、まだ一度もコースに出ていなかったメルセデスの2人とフェルスタッペンを含め、ほとんどのドライバーが一気にコースインしたため、各車ともスペースを見いだすべくトラフィックに対応しながらアウトラップに臨んでいる。

クラッシュを喫したマグヌッセンとクビサを除く18名のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのは1分28秒405を刻んだルクレール。メルセデスのハミルトンが0.330秒差で2番手につけ、「ブーストボタンが効かない」と報告したフェルスタッペンは0.349秒遅れの3番手だ。

どのドライバーも残り時間を踏まえてピットには戻らず、コースにとどまってペースアップに励むも、Q1で予選を終えることになったのは16番手だったルノーのリカルドから順にペレス(レーシング・ポイント)、ラッセル(ウィリアムズ)。マグヌッセンとクビサはノータイムだったため、レースへの出走可否はスチュワードの判断に委ねられる。

予選トップ10入りがかかるQ2は開始から数分で15台がコースに出そろい、強風が吹き荒れる中、懸命にマシンをプッシュしてラップをまとめていった。一部のドライバーはユーズドのタイヤセットだったが、コンパウンドは15台ともソフトを選んでおり、序盤のアタックでは1分27秒826を刻んだハミルトンがタイムシート最上位につけ、0.348秒差でベッテルが2番手、ルクレール、ボッタス、フェルスタッペン、レッドブルのアルボンが6番手に続いている。

中団グループはやはり混戦を極め、8番手につけていたライコネンから13番手のジョビナッツィまでのギャップはわずかに0.2秒しかない。その中には11番手と12番手につけるトロ・ロッソの2台も含まれた。

決して簡単なコースではないことに加えて強風という厄介なコンディションを考え、混戦の中団グループの中には無理にペースアップをせずにレーススタートのタイヤが自由に選べる11番手以下のポジションを狙いにいくコンサバな陣営がいるかもしれないと言われていたが、Q2終盤のアタックには全車が参加している。ただ、ルノー陣営にトラブルが発生したようで、ヒュルケンベルグの無線では「ギアを変更しないように」との指示が飛んでいた。ヒュルケンベルグはフレッシュタイヤを投入していたものの、そのままピットに戻って予選を終えている。

1分27秒688を記録したボッタスがトップに立ち、ハミルトンが0.138秒差の2番手に並んだQ2は、11番手以下に終わったジョビナッツィ、ストロール(レーシング・ポイント)、ライコネン、クビアト、ヒュルケンベルグがノックアウトされた。

Q3は開始と同時にメルセデスの2台がコースに入り、フェラーリやマクラーレン、ガスリーも早めに動く。レッドブルの2台が少し遅れてガレージを離れたが、ハースF1のグロージャンは序盤の走行には参加していない。

9人がアタックを完了し、1分27秒212をたたき出したベッテルが暫定ポールの位置につけ、0.323秒遅れの2番手にルクレール、ボッタスとハミルトンがそれに続き、レッドブル勢は5番手と6番手のポジションだ。

グロージャンも加わったQ3終盤のアタックは全車が新しいソフトタイヤを履いてガレージを離れ、大観衆が見守る前で激しいポールポジション争いが繰り広げられた。

上位3チームで最初にアタックをスタートしたルクレールがセクター1でファステストを刻み、さらにペースを上げていくも、後ろを走るベッテルがそれを上回るペースを発揮。ルクレールは自己ベストを刻むも、最速タイムを塗り替えたベッテルのタイムには届かず、メルセデスとレッドブルもフェラーリ勢に追いつけなかった結果、日本GPのポールポジションはベッテルの手にわたった。

2番手にルクレール、ボッタス、ハミルトン、フェルスタッペン、アルボンのトップ6となり、フェラーリ、メルセデス、レッドブルが前方3列に並ぶ。マクラーレンのサインツとノリスが4列目、ガスリーは9番手に入り、グロージャンが10番手だった。

日本GP決勝レースはこのあと14時10分にスタート、ホンダPU勢は4台Q3には進めなく、レッドブル・ホンダ勢は3列目スタートですが決勝では頑張って欲しいですね!



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