25日(土)、スパ・フランコルシャン・サーキットで2018年FIA F1世界選手権第13戦ベルギーGP予選が実施され、メルセデスのハミルトンがポールポジションを獲得した。

降雨の予報がありながらも、3回のフリー走行はいずれもドライコンディションに恵まれ、ピレリのウエットタイヤは出番なし。各チームはミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤの評価に励み、予選前に実施された最後のフリー走行ではフェラーリのベッテルが最速タイムを刻んでいる。
スパのグランプリ週末に先だってはメルセデスのボッタスとルノーのヒュルケンベルグがアップデートされたパワーユニットを載せるため、エンジンコンポーネントをフル交換しており、レギュレーションで認められている規定数を超えた結果、2人とも降格処分を科せられてグリッド最後尾からのスタートを強いられる。ヒュルケンベルグはさらに5基目のターボチャージャーを投入してさらに5グリッド降格ペナルティも受けた。
また、土曜フリー走行でマクラーレンのバンドールンが接近していたにもかかわらず、ミラーの確認を怠り、バンドールンをコース外に押し出したとしてボッタスには戒告処分が科されている。芝生に乗り上げてスピンを喫したバンドールンは進行方向と逆向きになった状態でケメルストレートのコース脇を滑るように進んだ後、ようやく停車。ウオールとの接触こそ免れたものの、多少なりとマシンにダメージを負ってしまった。
全体的には曇り空ながら太陽の光がまぶしいところもあるスパ・フランコルシャン上空。気温15.2℃、路面温度28.6℃、湿度53.1%のドライコンディションで始まった予選Q1はハースF1勢が真っ先にコースに入り、各車がインストレーションラップに入る。
メルセデスのハミルトンとフェラーリの2台がソフトタイヤを選んだ以外はスーパーソフトでアタックを開始し、一発目から好タイムを刻んだライコネン(フェラーリ)が1分42秒585をマークしてタイムシートトップに名前を刻んだ。早々と1分42秒台に入れたライコネンは1回のアタックのみでピットに引き上げたものの、ベッテルとハミルトンはコースにとどまってアタックを続けている。ただ、ハミルトンは自己ベストを更新して2番手に上がるも、ベッテルはタイムを更新できず。
エンジンペナルティを受けるボッタスはしばらくガレージで待機し、大半のドライバーが最初のアタックを完了してピットに帰還したタイミングで動き出した。スーパーソフトでアタックラップを走ったボッタスは1分42秒805をたたき出し、ライコネンに次ぐ2番手に飛び込んでいる。
Q1最後のアタックでザウバー勢が好ペースを披露し、ルクレールは8番手に、エリクソンはノックアウトゾーンから10番手に大きくポジションを上げ、そろってQ2進出を決めた。
最終的にQ1で予選を終えることになったのは16番手以下、サインツ(ルノー)、アロンソ(マクラーレン)、シロトキンとストロールのウィリアムズ勢、マクラーレンのバンドールンは3回のフリー走行と同じく最下位の20番手に終わっている。
15分で争われたQ2はスーパーソフトタイヤに履き替えたライコネンが最初に動き出し、ハミルトンとベッテルも今週末で一番柔らかいコンパウンドを投入して後に続いた。グリッド降格が決まっているボッタスとヒュルケンベルグはガレージでライバルたちの走りを見守っている。
Q2序盤のアタックでは1分41秒627をたたき出したライコネンがトップの座を維持し、ハミルトンが0.184秒差で2番手、ベッテルはセクター1で好ペースを見せるも以降のラップをうまくまとめられずに0.5秒遅れの3番手にとどまった。
ソフトタイヤを履いて合流したボッタスを含め、13台が参加した終盤のアタックランではトップ3ドライバーがそれぞれに自己ベストを更新し、1分41秒501をマークしたベッテルがトップに浮上、0.032秒差でライコネン、0.052秒差でハミルトンが続く大接戦の展開となった。4番手にはボッタスが飛び込み、ひとつ硬いタイヤコンパウンドながら0.690秒遅れの好タイムを残している。
ボッタスの登場でノックアウトゾーンに後退したトロ・ロッソのガスリーはハースF1やフォース・インディアらに匹敵するペースを引き出せず、11番手で予選を終えることになった。ラストアタックでスピンを喫した僚友ハートレーが12番手、ザウバーのルクレールとエリクソン、結局一度もコースに出なかったヒュルケンベルグの予選順位が確定している。
雨雲がスパ・フランコルシャンを覆い始めたQ3は10台すべてが開始と同時にコースインし、スーパーソフトタイヤでアタックにトライするも、雨脚の強まりが早くドライタイヤでの走行が難しいと判断してピットに引き上げる陣営が相次いだ。フォース・インディア勢はスリックタイヤのままステイアウトしたものの、結局、タイムを残すことなくピットに帰還している。
ボッタスはマシンを降りてそれ以上の走行には臨まず、インターミディエイトタイヤに履き替えた他の9名はアタックに向かい、まずはライコネンが2分02秒台のタイムでトップに立つも、ベッテルが0.225秒速くラップをまとめてその座を奪う。
雨脚が弱まり、太陽が顔を出したことで路面コンディションが改善するも、ライコネンは一発勝負の燃料しか積んでいなかったのか1回のアタックだけでピットに引き上げ、レッドブル勢もまた数分を残してピットに戻っている。
やや乾いた路面コンディションを生かし、ハミルトンが1分58秒179を刻んでトップタイムを塗り替え、ベッテルもペースアップしたもののハミルトンには0.728秒届かずに2番手に終わった。スパウェザーの恩恵を受ける格好でフォース・インディアのオコンとペレスが好タイムを記録し、2列目スタートを確保している。
5番手以下はグロージャン(ハースF1)、ライコネン、フェルスタッペン、リカルド、マグヌッセン(ハースF1)が9番手に入り、ノータイムだったボッタスが10番手で予選を終えた。
トロ・ロッソのガスリーは、ボッタスの降格によって10番手、11番手で決勝をスタートします。2台ともポイントを取って欲しいですね!

降雨の予報がありながらも、3回のフリー走行はいずれもドライコンディションに恵まれ、ピレリのウエットタイヤは出番なし。各チームはミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤの評価に励み、予選前に実施された最後のフリー走行ではフェラーリのベッテルが最速タイムを刻んでいる。
スパのグランプリ週末に先だってはメルセデスのボッタスとルノーのヒュルケンベルグがアップデートされたパワーユニットを載せるため、エンジンコンポーネントをフル交換しており、レギュレーションで認められている規定数を超えた結果、2人とも降格処分を科せられてグリッド最後尾からのスタートを強いられる。ヒュルケンベルグはさらに5基目のターボチャージャーを投入してさらに5グリッド降格ペナルティも受けた。
また、土曜フリー走行でマクラーレンのバンドールンが接近していたにもかかわらず、ミラーの確認を怠り、バンドールンをコース外に押し出したとしてボッタスには戒告処分が科されている。芝生に乗り上げてスピンを喫したバンドールンは進行方向と逆向きになった状態でケメルストレートのコース脇を滑るように進んだ後、ようやく停車。ウオールとの接触こそ免れたものの、多少なりとマシンにダメージを負ってしまった。
全体的には曇り空ながら太陽の光がまぶしいところもあるスパ・フランコルシャン上空。気温15.2℃、路面温度28.6℃、湿度53.1%のドライコンディションで始まった予選Q1はハースF1勢が真っ先にコースに入り、各車がインストレーションラップに入る。
メルセデスのハミルトンとフェラーリの2台がソフトタイヤを選んだ以外はスーパーソフトでアタックを開始し、一発目から好タイムを刻んだライコネン(フェラーリ)が1分42秒585をマークしてタイムシートトップに名前を刻んだ。早々と1分42秒台に入れたライコネンは1回のアタックのみでピットに引き上げたものの、ベッテルとハミルトンはコースにとどまってアタックを続けている。ただ、ハミルトンは自己ベストを更新して2番手に上がるも、ベッテルはタイムを更新できず。
エンジンペナルティを受けるボッタスはしばらくガレージで待機し、大半のドライバーが最初のアタックを完了してピットに帰還したタイミングで動き出した。スーパーソフトでアタックラップを走ったボッタスは1分42秒805をたたき出し、ライコネンに次ぐ2番手に飛び込んでいる。
Q1最後のアタックでザウバー勢が好ペースを披露し、ルクレールは8番手に、エリクソンはノックアウトゾーンから10番手に大きくポジションを上げ、そろってQ2進出を決めた。
最終的にQ1で予選を終えることになったのは16番手以下、サインツ(ルノー)、アロンソ(マクラーレン)、シロトキンとストロールのウィリアムズ勢、マクラーレンのバンドールンは3回のフリー走行と同じく最下位の20番手に終わっている。
15分で争われたQ2はスーパーソフトタイヤに履き替えたライコネンが最初に動き出し、ハミルトンとベッテルも今週末で一番柔らかいコンパウンドを投入して後に続いた。グリッド降格が決まっているボッタスとヒュルケンベルグはガレージでライバルたちの走りを見守っている。
Q2序盤のアタックでは1分41秒627をたたき出したライコネンがトップの座を維持し、ハミルトンが0.184秒差で2番手、ベッテルはセクター1で好ペースを見せるも以降のラップをうまくまとめられずに0.5秒遅れの3番手にとどまった。
ソフトタイヤを履いて合流したボッタスを含め、13台が参加した終盤のアタックランではトップ3ドライバーがそれぞれに自己ベストを更新し、1分41秒501をマークしたベッテルがトップに浮上、0.032秒差でライコネン、0.052秒差でハミルトンが続く大接戦の展開となった。4番手にはボッタスが飛び込み、ひとつ硬いタイヤコンパウンドながら0.690秒遅れの好タイムを残している。
ボッタスの登場でノックアウトゾーンに後退したトロ・ロッソのガスリーはハースF1やフォース・インディアらに匹敵するペースを引き出せず、11番手で予選を終えることになった。ラストアタックでスピンを喫した僚友ハートレーが12番手、ザウバーのルクレールとエリクソン、結局一度もコースに出なかったヒュルケンベルグの予選順位が確定している。
雨雲がスパ・フランコルシャンを覆い始めたQ3は10台すべてが開始と同時にコースインし、スーパーソフトタイヤでアタックにトライするも、雨脚の強まりが早くドライタイヤでの走行が難しいと判断してピットに引き上げる陣営が相次いだ。フォース・インディア勢はスリックタイヤのままステイアウトしたものの、結局、タイムを残すことなくピットに帰還している。
ボッタスはマシンを降りてそれ以上の走行には臨まず、インターミディエイトタイヤに履き替えた他の9名はアタックに向かい、まずはライコネンが2分02秒台のタイムでトップに立つも、ベッテルが0.225秒速くラップをまとめてその座を奪う。
雨脚が弱まり、太陽が顔を出したことで路面コンディションが改善するも、ライコネンは一発勝負の燃料しか積んでいなかったのか1回のアタックだけでピットに引き上げ、レッドブル勢もまた数分を残してピットに戻っている。
やや乾いた路面コンディションを生かし、ハミルトンが1分58秒179を刻んでトップタイムを塗り替え、ベッテルもペースアップしたもののハミルトンには0.728秒届かずに2番手に終わった。スパウェザーの恩恵を受ける格好でフォース・インディアのオコンとペレスが好タイムを記録し、2列目スタートを確保している。
5番手以下はグロージャン(ハースF1)、ライコネン、フェルスタッペン、リカルド、マグヌッセン(ハースF1)が9番手に入り、ノータイムだったボッタスが10番手で予選を終えた。
トロ・ロッソのガスリーは、ボッタスの降格によって10番手、11番手で決勝をスタートします。2台ともポイントを取って欲しいですね!
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