ブラジル・サンパウロのインテルラゴスサーキットで13日(現地時間)、F1サンパウロGPの決勝レースが行われ、ラッセル(メルセデス)がポールトゥウィンで自身初優勝を飾った。
サンパウロGPは金曜日にフリー走行と予選が、土曜日にフリー走行とスプリントレースが、日曜日に決勝レースが行われるフォーマット。決勝レースはスプリントレースの結果でスターティングリッドが決まる。
予選は雨が降ったりやんだりのコンディションで、うまくスリックタイヤでタイムを出したマグヌッセン(ハース)がチームと自身にとっての初ポールポジションを獲得。スプリントレースでマグヌッセンは8位まで後退し、3番グリッドスタートのラッセル(メルセデス)が優勝した。2位はサインツ(フェラーリ)、3位はハミルトン(メルセデス)。2番グリッドからスタートしたフェルスタッペン(レッドブル)はタイヤチョイスの失敗で4位だった。なおサインツはパワーユニットの交換で5グリッドダウン。決勝レースは7番グリッドからスタートすることになる。
完全なドライコンディションで71周の決勝レースを迎えた。ラッセルはうまくスタートを決めてトップをキープ。2位以下は激しいポジション争いとなったが、グリッド順通り、ハミルトン、フェルスタッペン、ペレスと続いた。
後方でマグヌッセンとリカルド(マクラーレン)が接触。2台はサスペンションが壊れコースサイドにストップし、マシン回収のために1周目からセフティーカーが導入された。リスタートは7周目。3位のフェルスタッペンは2位のハミルトンに1コーナーで並び一瞬前に出た。しかし2コーナーで2台は接触。互いに順位を落とすとともに、フェルスタッペンは破損したフロントウイングを交換するためにピットインし、最後尾まで後退してしまった。
また5位のノリス(マクラーレン)と6位のルクレール(フェラーリ)も接触。ノリスはそのまま走行を続けたが、ルクレールはウォールにヒットし、最後尾まで後退した。これで上位はラッセルを先頭に、ペレス、サインツ、ノリス、ベッテル、ハミルトンの順に。フェルスタッペンは17位、ルクレールは18位から上位復帰を目指し追い上げを図ることとなった。
18周目からタイヤ交換のためのピットストップが始まったが、上位のタイヤ交換が終わった30周目時点で、ラッセルがトップをキープ。ペレス、サインツも2位、3位をキープし、ハミルトンが4位まで浮上していた。ハミルトンが目指すのは今季初優勝。2007年のデビュー以来2021年までの15年間、毎シーズン優勝を記録してきたが、2022年はまだ優勝がない。この時点でトップのラッセルとの差は約15秒。ここから追い上げを図り逆転優勝を狙った。
37周目に2位のサインツが2度目のタイヤ交換を行いハミルトンは3位に。そして45周目にはペレスを抜いて2位に浮上してきた。この時点でトップのラッセルまで約10秒。残り25周、十分逆転できる距離だ。
ハミルトンは49周目、ラッセルは50周目に2度目のタイヤ交換を行い、ハミルトンは3位に転落したが、2位のサインツが3度目のタイヤ交換を行ったため、ハミルトンは自動的に2位に復帰した。
53周目、ノリスがコースサイドにマシンを止めたため、バーチャルセフティーカーが導入され、その後セフティーカーが導入された。そのためラッセルとハミルトンの差はゼロに。60周目にリスタートを迎え、今季初優勝をかけた2人の戦いが始まった。
ラッセルはリスタートを決め一気にハミルトンを引き離しにかかった。ハミルトンはそれ以上離されまいと必死にラッセルを追いかける。しかしその差は1秒以内に縮まることなくレースは進み、最終的にラッセルは逃げ切りトップチェッカー。ハミルトンは1.5秒差で2位となった。
ラッセルはデビュー4年目での初優勝。そしてメルセデスにとっては今季初優勝であるとともに、2020年第13戦エミリア・ロマーニャGP以来のワンツーフィニッシュとなった。
3位はサインツで、レッドブルのドライバーがいない表彰台は、今季開幕戦のバーレーンGP以来となった。4位は最後尾から追い上げを図ったルクレール。5位はアロンソ(アルピーヌ)。そして6位はルクレールと同じく最後尾からの追い上げとなったフェルスタッペンだった。
角田(アルファタウリ)はピットレーンスタートから一時12位まで順位を上げたが、その後ペースが上がらず17位でチェッカーを受けた。
角田には、もっと結果を出して欲しいですね。
いよいよ、今期最終戦となるF1第22戦アブダビGPは11月18日から20日の日程で開催される。
キッチンカーに興味のある方はこちら↓
サンパウロGPは金曜日にフリー走行と予選が、土曜日にフリー走行とスプリントレースが、日曜日に決勝レースが行われるフォーマット。決勝レースはスプリントレースの結果でスターティングリッドが決まる。
予選は雨が降ったりやんだりのコンディションで、うまくスリックタイヤでタイムを出したマグヌッセン(ハース)がチームと自身にとっての初ポールポジションを獲得。スプリントレースでマグヌッセンは8位まで後退し、3番グリッドスタートのラッセル(メルセデス)が優勝した。2位はサインツ(フェラーリ)、3位はハミルトン(メルセデス)。2番グリッドからスタートしたフェルスタッペン(レッドブル)はタイヤチョイスの失敗で4位だった。なおサインツはパワーユニットの交換で5グリッドダウン。決勝レースは7番グリッドからスタートすることになる。
完全なドライコンディションで71周の決勝レースを迎えた。ラッセルはうまくスタートを決めてトップをキープ。2位以下は激しいポジション争いとなったが、グリッド順通り、ハミルトン、フェルスタッペン、ペレスと続いた。
後方でマグヌッセンとリカルド(マクラーレン)が接触。2台はサスペンションが壊れコースサイドにストップし、マシン回収のために1周目からセフティーカーが導入された。リスタートは7周目。3位のフェルスタッペンは2位のハミルトンに1コーナーで並び一瞬前に出た。しかし2コーナーで2台は接触。互いに順位を落とすとともに、フェルスタッペンは破損したフロントウイングを交換するためにピットインし、最後尾まで後退してしまった。
また5位のノリス(マクラーレン)と6位のルクレール(フェラーリ)も接触。ノリスはそのまま走行を続けたが、ルクレールはウォールにヒットし、最後尾まで後退した。これで上位はラッセルを先頭に、ペレス、サインツ、ノリス、ベッテル、ハミルトンの順に。フェルスタッペンは17位、ルクレールは18位から上位復帰を目指し追い上げを図ることとなった。
18周目からタイヤ交換のためのピットストップが始まったが、上位のタイヤ交換が終わった30周目時点で、ラッセルがトップをキープ。ペレス、サインツも2位、3位をキープし、ハミルトンが4位まで浮上していた。ハミルトンが目指すのは今季初優勝。2007年のデビュー以来2021年までの15年間、毎シーズン優勝を記録してきたが、2022年はまだ優勝がない。この時点でトップのラッセルとの差は約15秒。ここから追い上げを図り逆転優勝を狙った。
37周目に2位のサインツが2度目のタイヤ交換を行いハミルトンは3位に。そして45周目にはペレスを抜いて2位に浮上してきた。この時点でトップのラッセルまで約10秒。残り25周、十分逆転できる距離だ。
ハミルトンは49周目、ラッセルは50周目に2度目のタイヤ交換を行い、ハミルトンは3位に転落したが、2位のサインツが3度目のタイヤ交換を行ったため、ハミルトンは自動的に2位に復帰した。
53周目、ノリスがコースサイドにマシンを止めたため、バーチャルセフティーカーが導入され、その後セフティーカーが導入された。そのためラッセルとハミルトンの差はゼロに。60周目にリスタートを迎え、今季初優勝をかけた2人の戦いが始まった。
ラッセルはリスタートを決め一気にハミルトンを引き離しにかかった。ハミルトンはそれ以上離されまいと必死にラッセルを追いかける。しかしその差は1秒以内に縮まることなくレースは進み、最終的にラッセルは逃げ切りトップチェッカー。ハミルトンは1.5秒差で2位となった。
ラッセルはデビュー4年目での初優勝。そしてメルセデスにとっては今季初優勝であるとともに、2020年第13戦エミリア・ロマーニャGP以来のワンツーフィニッシュとなった。
3位はサインツで、レッドブルのドライバーがいない表彰台は、今季開幕戦のバーレーンGP以来となった。4位は最後尾から追い上げを図ったルクレール。5位はアロンソ(アルピーヌ)。そして6位はルクレールと同じく最後尾からの追い上げとなったフェルスタッペンだった。
角田(アルファタウリ)はピットレーンスタートから一時12位まで順位を上げたが、その後ペースが上がらず17位でチェッカーを受けた。
角田には、もっと結果を出して欲しいですね。
いよいよ、今期最終戦となるF1第22戦アブダビGPは11月18日から20日の日程で開催される。
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