現地時間28日(土)、2018年FIA F1世界選手権第19戦メキシコGP予選が実施され、レッドブルのリカルドがポールポジションを獲得した。
メキシコではレッドブルのフェルスタッペンがすべてのフリー走行でトップタイムを刻んでいるが、予選前に行われた土曜フリー走行ではメルセデスのハミルトンとフェラーリのベッテルがギャップを縮めてきている。
海抜2,250mの高地にあるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは空気が薄く、シャシーやパワーユニット、タイヤの使い方などさまざまな点で他のコースと異なる特殊なサーキットだ。メキシコシティにピレリが用意したドライタイヤはスーパーソフト、ウルトラソフト、ハイパーソフトの3種類。予選Q3用タイヤにはハイパーソフトが指定されている。
予選を前にグリッドペナルティを受けているのは先週末のUS GPで発生したインシデントのペナルティとしてメキシコで3グリッド降格処分を科せられたグロージャン(ハースF1)に加えて、最新スペックのパワーユニットを載せたトロ・ロッソのガスリーだ。ガスリーは内燃機関(ICE)とターボチャージャー、MGU-Hがそれぞれ8基目に達し、合計15グリッド降格となった上、ギアボックスも新品と交換したため、追加で5グリッド、合計20グリッド降格ペナルティを受ける。
予選は曇り空の下、気温18.7℃、路面温度25.4℃、湿度18.7%のドライコンディションでスタート時刻を迎え、ピットレーンオープンと同時にガスリーがコースに向かい、土曜フリー走行でトラブルに見舞われたメルセデスのボッタスが無事に修復作業を終えて始動した。その後ろに続いたハミルトンを含め、メルセデス勢がウルトラソフトタイヤを選んだ一方、ライバルたちはハイパーソフトでアタックラップに臨んでいる。
序盤のアタックが完了し、20名のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのは好調レッドブルのフェルスタッペンだ。1分15秒756をマークしており、0.110秒差でチームメイトのリカルドが2番手に続いている。レッドブル勢と同じハイパーソフトでアタックしたフェラーリはベッテルが0.333秒差、US GPウイナーのライコネンは0.690秒遅れた。
ウルトラソフトのメルセデス勢はハミルトンが0.711秒差の5番手に収まり、ボッタスはルノーのヒュルケンベルグに次ぐ7番手の位置。ボッタスと0.042秒差の8番手にはトロ・ロッソのハートレーが並んでいる。6番手以下はコンマ数秒差の接戦状態にあり、14番手にいたザウバーのエリクソンまでが0.3秒以内のギャップで連なった。
Q1終盤にはメルセデスがハイパーソフトタイヤを投入し、ボッタスが1分15秒580を刻んでトップタイムを更新すると、ハミルトンも0.093秒差の好タイムを記録してレッドブルからタイムシート上位のスポットを奪っている。
18分間のQ1を終えて、16番手以下でノックアウトされたのはハースF1のグロージャンほか、バンドールン(マクラーレン)、マグヌッセン、ストロールとシロトキンのウィリアムズ勢だった。
12番手でQ2進出を果たしたルノーのサインツからグロージャンまでのギャップはわずかに0.098秒しかなく、中団グループの混戦ぶりはメキシコでも変わらない。
予選トップ10入りをかけて競い合ったQ2はメルセデス、レッドブル、フェラーリの上位3チームがウルトラソフトタイヤを選び、ルノーやザウバーはハイパーソフトを履いて出陣。フォース・インディアはペレスとオコンが共にスーパーソフトタイヤを履いてガレージを離れている。
最初のアタックでは1分15秒640を刻んだフェルスタッペンがトップに立ち、0.004秒差でハミルトンが2番手、3番手のベッテルもトップから0.075秒しか遅れておらず、5番手から6番手のオーダーもリカルド、ボッタス、ライコネンと、ややレッドブルが先行しているとはいえ、トップ3チームによる三つ巴(みつどもえ)の展開となった。
トップ6がウルトラソフトからハイパーソフトに履き替えてコースに向かった終盤、フォース・インディアはスーパーソフトからウルトラソフトに履き替えてアタックし、自己ベストは更新したものの、オコンもペレスもトップ10には食い込めていない。
結局、トップ10ドライバーの顔ぶれに変化はなく、11番手のオコンを含め、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、ペレス、ハートレー、ノータイムだったガスリーがQ2で敗退している。
レッドブル、メルセデス、フェラーリンの各車はハイパーソフトで出陣したものの、Q2のベストタイムはいずれもウルトラソフトで残しており、1分15秒640をマークしたフェルスタッペンがQ2をトップで終えた。
12分間で争われたQ3はライコネンが先陣を切り、ルノーとザウバーの4人がユーズド、それ以外は新しいハイパーソフトのタイヤセットを装着してコースに入っている。
ベッテルが好ペースを見せて1分14秒台に入れ、ハミルトンとリカルドが100分の数秒差で後ろに続くも、フェルスタッペンが1分14秒785をたたき出して暫定ポールに躍り出る。Q3最初のアタックではフェルスタッペン、ベッテル、ハミルトン、リカルド、ボッタス、ライコネンのオーダーとなり、ザウバーのシャルル・ルクレール、ルノーの2台をはさんでエリクソンが10番手につけた。
ラストアタックではライコネンやボッタスらがペースアップに苦戦する中、リカルドとハミルトンは順調にラップをスタートさせる。フェルスタッペンも好ペースを維持していたが、タイムを伸ばせず、最後に1分14秒759をたたき出したリカルドがポールポジションを奪取した。フェルスタッペンは0.026秒差で2番手に終わり、ハミルトンが0.135秒差の3番手につけている。
4番手にハミルトンとチャンピオンシップを争うベッテルが入り、ボッタス、ライコネンのトップ6に、ヒュルケンベルグが7番手、サインツ、ルクレール、エリクソンが10番手で予選を終えた。
トロ・ロッソ・ホンダのハートレーは、Q2のラストアタックでミスし14番手、ガスリーはQ2に進むも、20グリッド降格のため、タイムを残さず20番手スタートと厳しい状況ですがレースペースは良いようなので期待しましょう!
メキシコではレッドブルのフェルスタッペンがすべてのフリー走行でトップタイムを刻んでいるが、予選前に行われた土曜フリー走行ではメルセデスのハミルトンとフェラーリのベッテルがギャップを縮めてきている。
海抜2,250mの高地にあるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは空気が薄く、シャシーやパワーユニット、タイヤの使い方などさまざまな点で他のコースと異なる特殊なサーキットだ。メキシコシティにピレリが用意したドライタイヤはスーパーソフト、ウルトラソフト、ハイパーソフトの3種類。予選Q3用タイヤにはハイパーソフトが指定されている。
予選を前にグリッドペナルティを受けているのは先週末のUS GPで発生したインシデントのペナルティとしてメキシコで3グリッド降格処分を科せられたグロージャン(ハースF1)に加えて、最新スペックのパワーユニットを載せたトロ・ロッソのガスリーだ。ガスリーは内燃機関(ICE)とターボチャージャー、MGU-Hがそれぞれ8基目に達し、合計15グリッド降格となった上、ギアボックスも新品と交換したため、追加で5グリッド、合計20グリッド降格ペナルティを受ける。
予選は曇り空の下、気温18.7℃、路面温度25.4℃、湿度18.7%のドライコンディションでスタート時刻を迎え、ピットレーンオープンと同時にガスリーがコースに向かい、土曜フリー走行でトラブルに見舞われたメルセデスのボッタスが無事に修復作業を終えて始動した。その後ろに続いたハミルトンを含め、メルセデス勢がウルトラソフトタイヤを選んだ一方、ライバルたちはハイパーソフトでアタックラップに臨んでいる。
序盤のアタックが完了し、20名のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのは好調レッドブルのフェルスタッペンだ。1分15秒756をマークしており、0.110秒差でチームメイトのリカルドが2番手に続いている。レッドブル勢と同じハイパーソフトでアタックしたフェラーリはベッテルが0.333秒差、US GPウイナーのライコネンは0.690秒遅れた。
ウルトラソフトのメルセデス勢はハミルトンが0.711秒差の5番手に収まり、ボッタスはルノーのヒュルケンベルグに次ぐ7番手の位置。ボッタスと0.042秒差の8番手にはトロ・ロッソのハートレーが並んでいる。6番手以下はコンマ数秒差の接戦状態にあり、14番手にいたザウバーのエリクソンまでが0.3秒以内のギャップで連なった。
Q1終盤にはメルセデスがハイパーソフトタイヤを投入し、ボッタスが1分15秒580を刻んでトップタイムを更新すると、ハミルトンも0.093秒差の好タイムを記録してレッドブルからタイムシート上位のスポットを奪っている。
18分間のQ1を終えて、16番手以下でノックアウトされたのはハースF1のグロージャンほか、バンドールン(マクラーレン)、マグヌッセン、ストロールとシロトキンのウィリアムズ勢だった。
12番手でQ2進出を果たしたルノーのサインツからグロージャンまでのギャップはわずかに0.098秒しかなく、中団グループの混戦ぶりはメキシコでも変わらない。
予選トップ10入りをかけて競い合ったQ2はメルセデス、レッドブル、フェラーリの上位3チームがウルトラソフトタイヤを選び、ルノーやザウバーはハイパーソフトを履いて出陣。フォース・インディアはペレスとオコンが共にスーパーソフトタイヤを履いてガレージを離れている。
最初のアタックでは1分15秒640を刻んだフェルスタッペンがトップに立ち、0.004秒差でハミルトンが2番手、3番手のベッテルもトップから0.075秒しか遅れておらず、5番手から6番手のオーダーもリカルド、ボッタス、ライコネンと、ややレッドブルが先行しているとはいえ、トップ3チームによる三つ巴(みつどもえ)の展開となった。
トップ6がウルトラソフトからハイパーソフトに履き替えてコースに向かった終盤、フォース・インディアはスーパーソフトからウルトラソフトに履き替えてアタックし、自己ベストは更新したものの、オコンもペレスもトップ10には食い込めていない。
結局、トップ10ドライバーの顔ぶれに変化はなく、11番手のオコンを含め、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、ペレス、ハートレー、ノータイムだったガスリーがQ2で敗退している。
レッドブル、メルセデス、フェラーリンの各車はハイパーソフトで出陣したものの、Q2のベストタイムはいずれもウルトラソフトで残しており、1分15秒640をマークしたフェルスタッペンがQ2をトップで終えた。
12分間で争われたQ3はライコネンが先陣を切り、ルノーとザウバーの4人がユーズド、それ以外は新しいハイパーソフトのタイヤセットを装着してコースに入っている。
ベッテルが好ペースを見せて1分14秒台に入れ、ハミルトンとリカルドが100分の数秒差で後ろに続くも、フェルスタッペンが1分14秒785をたたき出して暫定ポールに躍り出る。Q3最初のアタックではフェルスタッペン、ベッテル、ハミルトン、リカルド、ボッタス、ライコネンのオーダーとなり、ザウバーのシャルル・ルクレール、ルノーの2台をはさんでエリクソンが10番手につけた。
ラストアタックではライコネンやボッタスらがペースアップに苦戦する中、リカルドとハミルトンは順調にラップをスタートさせる。フェルスタッペンも好ペースを維持していたが、タイムを伸ばせず、最後に1分14秒759をたたき出したリカルドがポールポジションを奪取した。フェルスタッペンは0.026秒差で2番手に終わり、ハミルトンが0.135秒差の3番手につけている。
4番手にハミルトンとチャンピオンシップを争うベッテルが入り、ボッタス、ライコネンのトップ6に、ヒュルケンベルグが7番手、サインツ、ルクレール、エリクソンが10番手で予選を終えた。
トロ・ロッソ・ホンダのハートレーは、Q2のラストアタックでミスし14番手、ガスリーはQ2に進むも、20グリッド降格のため、タイムを残さず20番手スタートと厳しい状況ですがレースペースは良いようなので期待しましょう!
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