初めてF1サーカスを迎え入れたアゼルバイジャンの首都
に設けられたバクー市街地サーキットにて、17(金)日本
時間22時から2016年FIA F1世界選手権第8戦ヨーロッパ
GP金曜フリー走行2回目が実施された。
初回セッションではメルセデスのハミルトンとロズベルグが
1-2体勢を築く一方、レッドブルのリカルドがターン15でクラ
ッシュし、終盤に10分ほどセッションが中断された。
フリー走行2回目スタート時の天候は曇り、気温25℃、路面
温度34℃、湿度59%のドライコンディション。セッション開始
と同時に次々とマシンがコースへ向かい、プログラムに着手
した。
ターン3やターン8で曲がりきれずにエスケープゾーンへ突っ
込むマシンが見られながらも各車それぞれの作業を進め、
初回セッションでダメージを受けたマシンの修復を終えたリ
カルドも早々に登場。エキゾーストのトラブルに対処中のエ
リクソン(ザウバー)以外のタイムが早い段階で出揃い、終
盤のトップ5はハミルトン、ロズベルグ、アロンソ(マクラーレ
ン)、ペレス(フォースインディア)、ヒュルケンベルグ(同)と
いう並びになった。
いったんピットに戻ったロズベルグはスーパーソフトに履き
替えて、走行を再開し、僚友が記録したトップタイムを塗り
替える。その他の面々もスーパーソフトでのプログラムに切
り替える中、コース上でエンジントラブルに見舞われたアロ
ンソはピットへ引き上げていった。
セッションが折り返し地点を迎えようというところでエリクソン
も始動し、出遅れを取り戻すべく作業を進めていく、その頃
トップは再びハミルトンに変わっていた。
終盤は各チームの作業がロングランに移行し、目立ったタ
イム更新は見られない。セッションを通してコーナーで飛び
出すマシンが多い状況に変わりなく、忙しく黄旗が振られて
いた。
残り20分ほどの段階でドライブを失ったと訴えたロズベルグ
がピットウォールの指示によってターン19のコース脇にマシ
ンを止めた。この撤去のためにバーチャルセーフティカー
が発令されている。
また、多くのマシンがコース上に集まっていたラスト5分では
フェラーリのライコネンがターン5の進入でタイヤを激しくロッ
クアップさせ、エスケープゾーンに直進。ライコネンはそのま
まマシンを降り、短い間ながら再びバーチャルセーフティカー
が導入された。
ライコネンは何らかのトラブルに見舞われた模様で、フェラ
ーリは相棒のベッテルにもスローダウンしてピットインするよ
う指示している。
このセッションのトップに立ったのは1分44秒223をマークした
ハミルトン。そのハミルトンから0.690秒差の2番手につけた
ロズベルグ。3番手ペレス以下、ボッタス、ヒュルケンベルグ
がトップ5につけている。
マクラーレン・ホンダのバトンは9番手、アロンソは11番手で
初日作業を締めくくった。
マクラーレン・ホンダ、このコースで中々良い感触のようです。
予選が期待できます。
に設けられたバクー市街地サーキットにて、17(金)日本
時間22時から2016年FIA F1世界選手権第8戦ヨーロッパ
GP金曜フリー走行2回目が実施された。
初回セッションではメルセデスのハミルトンとロズベルグが
1-2体勢を築く一方、レッドブルのリカルドがターン15でクラ
ッシュし、終盤に10分ほどセッションが中断された。
フリー走行2回目スタート時の天候は曇り、気温25℃、路面
温度34℃、湿度59%のドライコンディション。セッション開始
と同時に次々とマシンがコースへ向かい、プログラムに着手
した。
ターン3やターン8で曲がりきれずにエスケープゾーンへ突っ
込むマシンが見られながらも各車それぞれの作業を進め、
初回セッションでダメージを受けたマシンの修復を終えたリ
カルドも早々に登場。エキゾーストのトラブルに対処中のエ
リクソン(ザウバー)以外のタイムが早い段階で出揃い、終
盤のトップ5はハミルトン、ロズベルグ、アロンソ(マクラーレ
ン)、ペレス(フォースインディア)、ヒュルケンベルグ(同)と
いう並びになった。
いったんピットに戻ったロズベルグはスーパーソフトに履き
替えて、走行を再開し、僚友が記録したトップタイムを塗り
替える。その他の面々もスーパーソフトでのプログラムに切
り替える中、コース上でエンジントラブルに見舞われたアロ
ンソはピットへ引き上げていった。
セッションが折り返し地点を迎えようというところでエリクソン
も始動し、出遅れを取り戻すべく作業を進めていく、その頃
トップは再びハミルトンに変わっていた。
終盤は各チームの作業がロングランに移行し、目立ったタ
イム更新は見られない。セッションを通してコーナーで飛び
出すマシンが多い状況に変わりなく、忙しく黄旗が振られて
いた。
残り20分ほどの段階でドライブを失ったと訴えたロズベルグ
がピットウォールの指示によってターン19のコース脇にマシ
ンを止めた。この撤去のためにバーチャルセーフティカー
が発令されている。
また、多くのマシンがコース上に集まっていたラスト5分では
フェラーリのライコネンがターン5の進入でタイヤを激しくロッ
クアップさせ、エスケープゾーンに直進。ライコネンはそのま
まマシンを降り、短い間ながら再びバーチャルセーフティカー
が導入された。
ライコネンは何らかのトラブルに見舞われた模様で、フェラ
ーリは相棒のベッテルにもスローダウンしてピットインするよ
う指示している。
このセッションのトップに立ったのは1分44秒223をマークした
ハミルトン。そのハミルトンから0.690秒差の2番手につけた
ロズベルグ。3番手ペレス以下、ボッタス、ヒュルケンベルグ
がトップ5につけている。
マクラーレン・ホンダのバトンは9番手、アロンソは11番手で
初日作業を締めくくった。
マクラーレン・ホンダ、このコースで中々良い感触のようです。
予選が期待できます。