労働安全衛生法違反で書類送検
最近気になった災害情報がありました。豊田労働基準監督署が7月25日に2社に対して、労働安全衛生法違反で書類送検をしました。
1社は、豊田市広久手町にある自動車金属部品製造「豊田プレス工業」です。派遣社員が誤って踏み台を踏んでしまったために、機械のスライドが下降して左手首を切断する重傷を負った事故です。
労働安全衛生法で義務づけられている安全ブロック装置を設置していなかったことで災害を防止できなかったことです。慣れない労働者の災害として実例です。いまだにこのような不安全作業がまかり通っていることは労働基準監督署の監督不届きです。それに災害情報展開に不備があるということでしょう。
もう1社は、名古屋市守山区にある「ハーツ」という会社で、豊田市内の工場エレベータ工事の更新作業で、工具で切断作業中左手首を切る重傷を負ったというもので、本来なら豊田労働基準監督署に届けなければならないのに、負傷現場を自社でやったと虚偽の報告を名古屋の労働基準監督署に提出していたというものです。
この種の違反がいまだに繰り返されていることは猛反省すべきでしょう。つまり、工事をする側が発注した企業に迷惑をかけたくない、仕事が貰えなくなるから災害を隠してしまうというものです。
災害が起きてしまったことに対しては、被災者の救済をすること、そして二度と同じ災害を起こさないために原因を究明し対策を取ることです。ほかの部署、あるいはほかの企業に情報を展開して災害を未然に防止する連携が必要です。ここでも労働組合があれば主体性を持って事故防止のために活動することが求められます。
労働災害にあったら、まず当労働組合に相談してください。
最近気になった災害情報がありました。豊田労働基準監督署が7月25日に2社に対して、労働安全衛生法違反で書類送検をしました。
1社は、豊田市広久手町にある自動車金属部品製造「豊田プレス工業」です。派遣社員が誤って踏み台を踏んでしまったために、機械のスライドが下降して左手首を切断する重傷を負った事故です。
労働安全衛生法で義務づけられている安全ブロック装置を設置していなかったことで災害を防止できなかったことです。慣れない労働者の災害として実例です。いまだにこのような不安全作業がまかり通っていることは労働基準監督署の監督不届きです。それに災害情報展開に不備があるということでしょう。
もう1社は、名古屋市守山区にある「ハーツ」という会社で、豊田市内の工場エレベータ工事の更新作業で、工具で切断作業中左手首を切る重傷を負ったというもので、本来なら豊田労働基準監督署に届けなければならないのに、負傷現場を自社でやったと虚偽の報告を名古屋の労働基準監督署に提出していたというものです。
この種の違反がいまだに繰り返されていることは猛反省すべきでしょう。つまり、工事をする側が発注した企業に迷惑をかけたくない、仕事が貰えなくなるから災害を隠してしまうというものです。
災害が起きてしまったことに対しては、被災者の救済をすること、そして二度と同じ災害を起こさないために原因を究明し対策を取ることです。ほかの部署、あるいはほかの企業に情報を展開して災害を未然に防止する連携が必要です。ここでも労働組合があれば主体性を持って事故防止のために活動することが求められます。
労働災害にあったら、まず当労働組合に相談してください。