キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

シーラカンス

2005年05月12日 | Weblog
ミスチルの『深海』を聴いている。

『シフクノオト』で初めてミスチルのアルバムをちゃんと聴いた(ベストを除く)ミスチル初心者である。『シフクノオト』がなかなか良かったので次は何を聴いてみようかと思っていた。
『深海』はアルバムの中で最もまとまっているいると薦められた。確かにがんがん主張するというよりはし~ん・・・とぐ~・・・と流れ続けているという感じ。
スピッツでいう『隼』、ゆずでいう『ゆず一家』みたいな感じかな。

統一感のあるアルバムはすごく好きだ。というよりアルバムである以上はそれが最低条件だと思う。
それは音楽でも写真でも同じ。写真集見ても統一感のあるものは心に残る。逆にコンセプトがばらばらだとすごくいい写真があっても心に残らない。正確には「アルバム」として残らない。
やっぱりアーティストとしては一曲、一枚がバカ売れするよりアルバムが売れたほうがうれしいんじゃないかな。歌手は違うかもしれないけど。

『深海』でどの曲がいいとは言えないけど(今、改めて全曲聴いたけどほんとに言えない)曲の長さが極端に違っているのは好感。好きように、やりたいように作ってるって気がする。
それは北野たけし監督の作品に似てる。好きなようにやりたいように作る作品はいい。

明日から試合。好きなように、やりたいように自分を表現できる貴重な3日間。

写真は中国での夕暮れ。好きな形のアパート。旅先での夕暮れはより一層「夕暮れ」を意識させると思う。