キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

僕のバスケット

2010年03月02日 | Weblog
走る走る走る。

バスケットコートを、水銀灯に照らされた青いコートを、右へ左へ右へ左へ、とにかく走る。

それが僕のバスケット。

シュートもドリブルもディフェンスも、どれも相手にはかなわないから、とにかく走る。

へとへとになって、息も絶え絶えで、胸が熱くて苦しくて。

そんなときこそ、また走る。

相手はもう、動けない。

走っているのは僕だけになる。

勝つときも、負けるときも、思い切り走りきれたことだけはうれしくて。



今日、仕事で相手チームのメンバーと関わった。

バスケをしているときとは、ぜんぜん違う関係、立場。

でも、つい彼だからという理由で、時間を割いて、サポートした。

自分でも驚く。仕事に不公平は持ち込まないようにしているのに。



彼は30歳過ぎくらいかと思っていたけれど、本当は40歳過ぎだった。

それじゃあ、走りに持ち込まれたら僕が有利になるわけだ。

だから、そんな彼に負けたくないから、やっぱり僕は走るしかない。

とりあえず、それが僕のバスケット。