オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

ヒイラギとヒイラギナンテン

2009年02月04日 | 植物
今では、節分の時にちょっとだけ注目される木となってしまいました。

ヒイラギの小枝に、焼いた鰯の頭をさして、
節分の日の夜に戸口に飾るといった鬼除けの風習が昔はよく見かけられました。
鰯(いわし)の臭いにつられてやって来た鬼も、
ヒイラギの鋭いトゲで退散するというわけです。

厄除けの木ということから、以前は門や玄関近くに植えられていましたが、
現在のような建築では正直あまりおすすめできる木ではなくなってしまいました。

今日紹介するのは、ヒイラギナンテンです。

葉がヒイラギに似て、ナンテンの種類であることから名付けられています。
公共建築物の植栽などにもよく利用されていますし、
坪庭などにも適しています。
日陰にも強いので、下木としても利用できます。


常緑低木ですが、冬に葉は紅色を帯びたいへん綺麗です。


花の時期は3月~4月頃と庭木辞典などでは紹介されていますが、
この花の写真は1月20日に撮影したものです。
見事な花の咲き方にビックリでした・・・でも葉は緑色でした。
やはり、環境により葉の色づきは違うようです。

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