5月1日は、いつもどおり、朔日詣りに宇佐へ、出かけた。
私たちと同じように、朔日詣りの方は多い。
いつものように木々の間をぬけていく。
池では、亀の親子が甲羅干しをしていた。
アオサギやシロサギは、いなかったが、
羽づくろいをしていて、なかなかいいシャッターチャンスが
なかった。
いい日である。
実は、前日にふと、思い立って、丹生神社へ行った。
いつもの駐車場に車を停めると、むせかえるほどの甘い
招霊の花の香りがする。もちろん、花の季節は終わっている。
塊で香っていた招霊の花の香りが、車の中へ入ってきた。
「明日、いらっしゃいますか?」と聞くと、一段と香ってきた。
朔日詣りに、この神さまもいらっしゃったことだろう。
日が変わって、連休中どこかの日に、私が佐賀関へ帰ることを
師匠と話していたら、一段とまた、招霊の花の香りがする。
「早吸日女神社へいらっしゃいますか?」とまた、聞くと、
一段と香ってきた。これも同意だと思っている。
認識して、感じる。
神は共に在る。