師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

本職はとりあえず生きていること

2009年05月18日 | 天意の実践

「歌手はパート。俳優はバイト。本職はとりあえず生きていること」

トーク番組で、俳優の水谷豊氏が話していた。

普通に聞いていれば、笑うところかもしれないが、衝撃的で、

なおかつ本質を突いている。

私たちは、時に、子であったり、親であったり、何某かの職業人で

あったり隣人であったりするのだが、それらすべてを

実は「演じている」のだ。

究極は、それらの個である自分を捨てたところにある。

自分があるから苦しむ。と聞くと、自分のことなのになぜ?

では、誰かがこれを解決してくれるのか?と思うだろう。

そうなのだ。

わたしたちは他者(ひと)のことを我がことのように思えと教えられ、

自分のことは自分で解決しろと、現実からは突きつけられる。

しかし、真実はその先に、真理はその奥に存在する。

この世界のすべてはつながっていることにふれ、つながりに出会う。

そこで壁(限界)を自らが設けていたことに気づいたとき、

あなたを取り巻く壁が溶解し始める。それは存在意義をなくす。

あなたは解放されたのだ。

今に在る。それは今を生きること。110_2

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする