ひとは知らず
けれど変わらぬは
今在るとは、
意識そのもの
と、いうこと。
ひとの言語に載せると、これは
時に、さとりと呼び、覚醒と呼ぶ。
また、わかると言い、わかった、と言う。
知りびとは、気がつくと言い、気がついたと言う。
思い出したと言うひとがあれば、学んだと言うひとあり。
教えられたと言うこともあるだろう。
どのようなことばを用いても、この体感、感動には
及びもしない。
けれども、おそれることなく、聞かれたら、答えよう。
それもまた、わたし自身なのだから。