こころを静かにすることで、いくつかの質問をいただいた。
これは、テクニックなのだが、
呼吸に意識を向ける
という方法がある。
緊張を強いられて、呼吸が浅くなっているひとが多いのだ。
肩で息をしているような感覚。胸呼吸、肺呼吸などなど。
もちろん鼻に持病があって、鼻呼吸ができず、口で呼吸を
する癖がついているひともいるだろう。
できれば、鼻で呼吸することなど、からだの状態に、意識を
むけてみてはどうだろうか。
腹式呼吸は、いろいろな本が出ていて、健康にとか、ダイエットに
よいなど、本が出ている。
師匠は、声楽を習っていたり、演劇をしていたりしたので、
お手の物だと言っていたが、おすすめは?
と聞くと、
座って、おへそのあたりに手を置き、感覚を意識しながら、
最初に静かに口から息を吐き切る。
次にゆっくりと鼻から吸う。
これを何秒か、交互に行うー
というものなら、どこでもできるという。
訓練を続けて、8秒吐き、8秒止め、8秒で吸う。
これができるようになると良いそうだ。
もちろん、これの前にからだをゆるめる訓練の話もしていたが、
あまりに長いので、割愛。(笑)
腹がすわっているーとは、腹からの呼吸ができているということだ。
へその下の丹田を意識してするということで、丹田呼吸などと
言うものもある。
調息ー息を整える。
ことはとても大事だ。瞑想などとむずかしく考えず、呼吸を整え、
少しずつトレーニングをして、できれば長い息ができるように。
そうすると長生きもできるーなどと言う人もいるくらいなのだ。
カラオケで歌って鍛えるのもよいだろう。ただし、最近の喉で
歌えるようなものではなく、熱唱するようなものを選ぶ方が
理にはかなうだろう。
腹式呼吸をマスターするにも、楽しみ方はいろいろある。
選択は自分流でいい。