大分県内では、時折、バナナの木を見かける話は、
以前にも書いたが、今年の冬は寒くて
(いつもとは少し違った感じではあったが。)
目にする木はどれも枯れて朽ちているようではあった。
いつまでも、寒い日が続き、そして、未だに雨はお湿り程度。
けれども、少しでも暖かくなって来ると、
彼らは目が覚めるような緑の葉をおい茂らせてきた。
そして、柞原さまへ行きたいとの師匠のリクエストで、
行ってきた。
目的は、いつもの杉さんとのおしゃべりではなく、
このバナナさんたち。
緑の葉は、今年の新芽からのもの。
そして、
真ん中の黒くみえている部分が花芽。
これがバナナの実になるはずだが、気候的には、
難しいようで、いくら温暖化が叫ばれても、今の大分では、
大きくならない。
まあ、これが大きく育ったら、近くの高崎山のサルの格好の
ごはんとなることだろう。(笑)
ほかにもバナナの木を見かけるのだが、どこも交通量の多いところ
だったりして、写真が撮れないので、柞原さまの参道わきのバナナ
の木を撮影した。
今年は、山々を見ていると、木々が枯れているのが目につく。
特に、竹林の枯れ方が少し多いように見える。
古神道のS先生は植物にも詳しいので、先日、この話をしてみると、
花が咲いていなかったかを聞かれたが、そうあちこちで、花が咲くとは
考えづらい。
地震などの関係で、地下では移動が起きているだろう。
地熱など、考えられる要素はある。
雨自体が少ないので、川の水位が下がっているのは、判断が
難しい。井戸水の水位の変化を読む、というのも、地震発生の
メカニズムとして、あるのだが、この情報も、今のところは
はいっていない。
だが、今に集中し、今すべきことに集中することが、
今を生きているわたしたちが、少なからずはできることだ。
枯れたように見えていたこのバナナの木も、また、新たなイノチの
時を刻み始めているのだ。
自分も、自分の時を生きよう。