アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

オオモミジとイロハモミジ - 愛知県緑化センター

2020-02-17 17:47:19 | みんなの花図鑑
オオモミジとイロハモミジが並んで植えてあったので、両方の冬芽の写真を撮ってきました。
まず、オオモミジから。

オオモミジとイロハモミジは ともに太平洋側に自生し、ヤマモミジは日本海側に自生すると言われてます。



イロハモミジに比べるとオオモミジの冬芽は大きく丸みがあるということです。







翼果はブーメラン形かU字状となり、 この一本だけではわからないですけど、果柄がすごく長い気がします。







つづいて、イロハモミジです。

イロハモミジは鱗片が無い場合が多く長い毛に包まれます。



二股に分かれている場合が多いようです。







頂芽はなく、仮頂芽が二つ並ぶタイプです。


トサミズキ - 愛知県緑化センター

2020-02-17 11:03:07 | みんなの花図鑑

トサミズキは ミズキの名がついてますが、マンサク科です。




分布は高知市周辺の蛇紋岩地帯のみに自生していたことから「土佐」の名を冠してます。




果実の中の種子はたぶん落ちてなくなっていると思いますが、 2本の角のような棘が突き出しています。




これは 雌しべの花柱が宿存して固くなったもので、長いこの2本の角があれば トサミズキと分かります。