アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

フユザクラ - 秋もまだなのに

2020-09-21 17:26:03 | みんなの花図鑑

前回のマメザクラは安城デンパークでしたが、続けて今日は フユザクラ がもう咲いているのに出会いました。場所は 東浦町の於大公園。




本州を原産とするバラ科の落葉高木。来歴には諸説あるが、一般的にはヤマザクラとマメザクラが自然に交配してできたものとされ、伊豆半島と房総半島には自生も見られる。(庭木図鑑 植木ペディア > フユザクラ)




主な開花期は11~12月と4月の年2回であるが、その間も細々と咲き続ける。(同上)




季節外れのサクラとして町おこしなどに積極的に利用され、埼玉県児玉郡の城峰公園、愛知県名古屋市の庄内緑地公園、群馬県藤岡市の桜山公園などの名所がある。特に桜山公園のフユザクラは「三波川の冬桜」として名高く、国の天然記念物に指定される。(同上)




花は一重で咲き始めは薄いピンク、後に白色になるのが普通。(同上)




花の直径は3センチ前後で花弁は5枚、花柄は短く、寒気が強くなると花弁は枝に張り付くように萎む。(同上)


マメザクラ - こんな季節に

2020-09-21 09:24:41 | みんなの花図鑑

マメザクラという桜だそうですが、こんな季節に チラリと咲いてました。




桜の野生種の一つ。富士山近辺やその山麓、箱根近辺等に自生しており、フジザクラやハコネザクラとも言う。(wiki「マメザクラ」)




花の時期は3月下旬から5月上旬で、花弁は五枚一重で色は白から薄紅色。(同上)




花は1cmから2cmと小ぶり。他種と違い花を下に向けて開かせる。(同上)




富士や箱根を中心に本州の中部、中央地溝帯近くに分布している。伊豆半島の温帯から亜高山帯まで様々なところに分布している。この地形になじむように自らを変化させていったと考えられている。(同上)