アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハナミズキ、ガマズミ - 続・木の実は小粒

2020-09-23 18:12:52 | みんなの花図鑑
ハナミズキ

9月21日、東浦町於大公園で撮った木の実の つづきです。




ハナミズキは ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。別名、アメリカヤマボウシ。




仲間のヤマボウシと 花のときはよく似ていますが、果実になると全然変わります。



ガマズミ

ガマズミはレンプクソウ科(クロンキスト体系ではスイカズラ科)ガマズミ属。




「ガマズミ」の名前の由来は諸説ありますが、鎌の柄に用いられたことから「ガマ(鎌)」、酸っぱい実をつけるので「ズミ(酸実)」との説が私は好きです。




表面に白い粉を拭くようになれば食べごろ。酸いけどおいしいですね



マユミ

マユミ(檀、真弓、檀弓)は、ニシキギ科ニシキギ属の木本。




果実は直径約1.3cm、外側のピンク色は仮種皮。




仮種皮は熟すと4裂し、真っ赤な種子が出てきます。



ヒメユズリハ

「ヒメユズリハ(姫譲葉、学名: Daphniphyllum teijsmannii)は、ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木。海岸付近に多く、トベラやウバメガシと共に海岸林の重要な構成樹種である。」(wiki)




葉柄がきれいな赤に色づかない。(同上)




11月頃に果実は黒紫色に熟する。(同上)
果実は夏に黒紫色に熟し、果柄が赤色を帯びることが多い。(三河の植物観察)


アオギリ、イイギリ - 木の実は小粒

2020-09-23 09:29:31 | みんなの花図鑑

アオギリは桐がつきますが、桐とは別のアオイ科アオギリ属。




その果実も 独特なものです。
「果実は蒴果で草質、秋(10月ころ)に熟すが、完熟前に5片に裂開し、1片の長さが7 - 10センチメートル (cm) ほどある舟の形のような裂片(心皮)の縁辺に、まだ緑色のエンドウマメくらいの小球状の種子を1 - 5個ほど付ける。」(wiki 「アオギリ」)
以上、8月27日、愛知県緑化センターにて。




エンドウ豆みたいなのが 9月には こうなります。
「種子は球形で径4 - 6ミリメートル (mm)、のちに黄褐色から茶色に変化し、表面に皺があり硬い。」(同上)





以上、9月21日、東浦町於大公園にて。





イイギリも桐が付きますが、桐の仲間ではありません。
「イイギリ(飯桐、学名:Idesia polycarpa)は、ヤナギ科(クロンキスト体系など従来の分類ではイイギリ科とされていた)の落葉高木。」(wiki「イイギリ」)




まだ青い実が多いですが・・・




やがて 「ブドウの房のように垂れ下がった13-30cmの円錐花序」(同上)を垂らします。