アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ダイコン、アブラナ、リナリア - 春の畑

2022-04-11 06:00:04 | みんなの花図鑑
またまた畑で咲いていた花たちです。


ダイコン

いわゆる「とう立ち(薹立ち)」の状態ですね



とう立ち(抽苔)とは、栄養成長時には節間が詰まった状態で、葉の展開を続ける植物の短い茎が、花芽分化に伴って急速に伸長する現象。
(やまむファーム「野菜のとう立ち(薹立ち・抽苔)について」)




花芽分化とは、植物が栄養成長から生殖成長へ移行する初期段階として、茎頂部でそれまで葉や茎を分化していた部分が、花に分化する現象。(同上)






ダイコン~アブラナ





アブラナ










オオアラセイトウ

既出ですが・・・



オオアラセイトウの名については
こちら をご参照ください。





リナリア

別の畑で。



リナリアはゴマノハグサ科のウンラン属。
野草のマツバウンランを園芸品種にしたような華やかさ。
(ただし、マツバウンランはウンラン属ではなくオオバコ科マツバウンラン属)



属名の リナリア(Linaria)は、ギリシャ語の linon(亜麻)より。亜麻という植物に似ていることから。



別名は「ヒメキンギョソウ(姫金魚草)」。




和名は「ムラサキウンラン」。

















キンギョソウ

リナリアの和名が「ヒメキンギョソウ(姫金魚草)」なのはこの花に似ているから。




リナリアと同じくゴマノハグサ科です。




「キンギョソウの仲間(アンティリヌム属)は北半球におよそを40種が知られますが、その中でも現在栽培されている大半はマユス(majus)種で、一般的にこの種を指してキンギョソウと呼びます。」(ヤサシイエンゲイ「枝を泳ぐ金魚 キンギョソウ」)




於大公園(東浦町)にて