今回は「樹に咲く花」といっても、特別独特な咲き方をしているわけではないのですが、英語で「ライラック」フランス語で「リラ」の花です。
ライラックの原産地はヨーロッパ、バルカン半島で、とくに冷涼な気候の、夏には夜の気温が下がるところを好むので、日本では東北北部や北海道、本州の高原地帯が栽培の適地といえます。
ちなみに和名ではムラサキハシドイ(紫丁香花)と呼ばれています。
「紫丁香花」は 紫色の花をつけるハシドイ(S. reticulata)の意味。ハシドイは日本及び朝鮮半島に自生する落葉小高木。
花を大写しで見ると分かりますが、咲き方は同じモクセイ科のキンモクセイなどによく似ています。
モクセイ科の花は咲き方は似ていても、咲く時期はいろいろあるようです。
以下、参考までに 同じモクセイ科の花と撮影日を示します。
キンモクセイ
10月31日
11月6日
ヒイラギモクセイ
11月7日
ヒイラギ
11月21日
フクロモチ
5月23日
ネズミモチ
6月25日