アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハゼラン - 布土海岸にて

2020-08-07 13:15:03 | みんなの花図鑑
布土海岸(ふっとかいがん)の花、3つ目は ハマゴウの横で咲いていたハゼラン。


ハゼランは 別名「三時草(または 三時花)」とも言って、午後3時ごろから 2時間くらいの間 咲く花です。
この画像は 午後3時半ごろ撮影したものです。




ランの名が入ってますが、スベリヒユ科の花です。 言われてみれば、 スベリヒユみたいなところありますね。




爆蘭 (はぜらん)という名前もいいですね。 花を拡大して見ると、 線香花火のあるステージのようです。
花弁は5枚、 おしべは? 数えてみたら 10本ありました。ハゼランの花は 5の倍数で、5数性で構成されているようです。




花粉の量が多いのも スベリヒユ科のポーチュラカなどによく似ています。




おしべの花糸も 花弁と同じ赤紫色をしています。 この色素は ベタレインと呼ばれ、 この色素を含むと花の色は赤紫~赤~橙~黄色になり、赤紫色のことが最も多いそうです。 ハゼランのほか、カワラナデシコ(ナデシコ科)・ケイトウ(ヒユ科) がこの色です。




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