(台北中央社)新型コロナウイルスの感染拡大を受け、台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)は4月6日から全12駅で旅客に対する体温測定を実施する。体温が37.5度以上だった場合には乗車を控えるよう求める。24日発表した。
高鉄は今月初めから、赤外線装置による体温測定システムの導入を始めており、桃園、台北、台中の3駅にはすでに設置されている。4月下旬までには全駅で設置が完了する見通しだが、6日以降は、まだ設置できていない駅でも、職員が額式体温計で旅客一人一人に対し体温測定を行う方針。
高鉄では、駅構内や車内の消毒を強化し感染予防に努めている。ただ、新型コロナウイルスの影響で利用者は落ち込んでおり、4月18日から毎週末の減便を始める。