(台北中央社)ゲームの祭典「台北ゲームショウ」を主催する台北市電脳公会(同業組合)は25日、今年度の同イベントの中止を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大のリスクが高いと判断したためだという。
2月上旬に開幕予定だったが、6月下旬に延期とされていた。昨年は世界24カ国・地域から426社が出展。今年はこれを上回る規模での開催が期待されていた。
中央感染症指揮センターは25日午後の会見で、室内で100人以上、屋外で500人以上が参加する集会やイベントについて中止を検討するよう要請。主催者は、参加者の渡航歴や接触歴を事前に把握できるか、会場の換気状況、参加者と参加者の距離などについて感染リスクを見積もった上でイベントを決行するか判断するよう求めていた。