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東本願寺前の市道を閉鎖 寺の緑地とあわせて広場を整備へ

2021年11月17日 | 京都の寺社

11月17日 17時02分 NHKJP
参照記事
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20211117/2010012699.html











京都市の東本願寺前に並行して走る国道と市道のうち、市道が閉鎖されて、隣接する緑地とあわせて新たに広場が整備されることになりました。

京都市内を南北にのびる烏丸通は、下京区の東本願寺の前で、寺の真横を通る市道と市道をう回するように並行して走る国道の2つの道路に分かれています。

国道は、かつて路面電車の市電が通っていましたが、昭和49年に廃止されたほか、2つの道路の間にある寺の緑地は、これまであまり活用されてきませんでした。

このため、京都市は国道があれば車などの通行には支障がないことを踏まえたうえで、今後は市道を閉鎖し、市中心部の貴重な緑地を活用するために、寺の協力を得て、既存の緑地とあわせておよそ9800平方メートルを一体的に整備し、新たに広場を作ることになりました。

市道だった部分は寺のイメージにあわせて石畳風に舗装されるほか、緑地の部分は主な樹木を残したうえで芝生が植えられる予定です。

京都市は19日から市道を閉鎖して工事を始め、再来年3月のオープンを予定しています。
新たな広場では、許可を得れば民間業者による飲食の提供などもできるようになるということで、京都市と東本願寺は新たな名所として多くの人に訪れてほしいとしています。

また、広場の整備には国の補助を入れて、総事業費でおよそ5億円かかる予定ですが、京都市では危機的な財政をうけて、企業や市民に寄付も呼びかけています。

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